ナンパ ページ5
あの後刀也先輩に日程を決めてもらって、その流れでご飯を食べることになった。
先輩とご飯行くの初めてだし、体の事がバレないか心配だったけど、本社で大丈夫だったから大丈夫だろう。
集合時間の10分前くらいに集合場所に着いた俺は壁にもたれかかりながらエゴサをしていた。
まだ初配信しかしてないのに色んな人がファンアートを描いてくれててとても嬉しい。
色んな人の絵を見ていると不意に声をかけられた。
モ「お兄さん、今1人〜？一緒に遊ばない？」
うっ…………これがいわゆる逆ナンってやつか。
めんどくさそうだな………
しばらくしたら刀也先輩きてくれるだろうしなんとか凌ごう。
『1人……ですけど、人を待ってます』
モ「そうなの？じゃあその人も一緒に遊ばない？」
『いや、でも、その人に迷惑なんで』
モ「え〜、面倒かどうかは来てから聞けばいいじゃん」
『いや、でも………』
なんだ？このねちっこさ。めんどくさすぎるんだけど。
刀也先輩早く来てよ………
そう思いながら若い女の相手を続ける。
モ「ほら、行こうよ〜！」
『あの、ほんとにっ』
剣「僕のAくんに手、出さないでくれます？」
モ「あ、連れの人〜？君も一緒に遊ばない？」
剣「迷惑です。あと、この人俺の彼女なんで」
モ「なっ………」
いきなり彼女宣言をすると後ろからしっかり抱きつかれた。驚きながら刀也先輩の方を見ると目は全く笑ってなく、怒りのオーラが見えた。
モ「あ、そうだ、私用事があるんだった………では！」
と言って颯爽と目の前から女が逃げていった。
剣「ごめんね、いきなり抱きついて」
『あ、全然……彼女って言われると思ってなかったです』
剣「あの場を切り抜けるにはこれしかって思って……ごめんね？嫌だった？」
『いや、大丈夫です。………それよりご飯行かないんですか？』
剣「そうだね、さぁ、タクシー乗ろうか」
彼女なんて言われたから女である事がバレたと思ったが思い過ごしのようだった。
にしても、刀也先輩の顔………ちょっと赤い？
『先輩、顔赤いですけど大丈夫ですか？』
剣「あ、あぁ……大丈夫だよ」
『そうですか…………』
俺の気にしすぎかな………まぁ大丈夫なら安心だ。
あ、コラボのことツイートしてない。
『先輩、コラボの事、告知してもいいですか？』
剣「あ、いいよ、僕もしよっかな」
【宮戸A@にじさんじ】
◯月◯日、コラボ放送します！
お楽しみに！
めっちゃ緊張する…………。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 303人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「2j3j」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うた(プロフ) - やみかげさん» リクエストありがとうございます！書かせていただきます！ (2022年1月17日 23時) (
レス) id: 04c032c0ec (このIDを非表示/違反報告)
やみかげ(プロフ) - リクエストしてもいいんですか⁉(社長風)では、リクエストで、咎人との絡みが欲しいです…！ (2022年1月17日 21時) (レス) id: cd6268d0db (このIDを非表示/違反報告)
うた(プロフ) - やみかげさん» コメントありがとうございます！続き頑張って書いていきます！リクエスト等も是非！ (2022年1月17日 20時) (レス) id: 04c032c0ec (このIDを非表示/違反報告)
うた(プロフ) - えりんぎさん» コメントありがとうございます！褒めていただけてとても嬉しいです！リクエスト等も是非！ (2022年1月17日 20時) (レス) id: 04c032c0ec (このIDを非表示/違反報告)
うた(プロフ) - みりんさん» ありがとうございます！コメントめっちゃ嬉しいです！リクエストも受け付けておりますので是非！ (2022年1月17日 20時) (レス) id: 04c032c0ec (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：宮戸悠 | 作成日時：2021年12月20日 20時
