31.打ち上げで…… 光一side ページ9
ドラマの撮影が無事クランクアップし、
出演者、監督、スタッフでの打ち上げの飲み会での事、
「光一くん、剛くん、お疲れ様」
「裕貴もお疲れ、もう芸能界引退してたのに来てくれてありがとう」
「そんなの、別にお礼言われる事じゃないよ……ところでさ」
「なに？」
「これは俺の勝手な推測だけどさ、光一君、Aさんと付き合ってるでしょ？」
「……どこでわかったん？」
「あれ？隠さないんだ」
「別に隠すつもりは元々なかったんやけど、Aがリカをやり終えるまでは言うの止めとくって二人で決めたんや」
「あぁ、彼女だからみたいなの言わせたくないってこと」
「そう」
「で？どこで分かったん？」
「それは、剛くんかな」
「僕？」
「うん、光一くんが意識飛ばすのなんかいつもの事っていうか……あの時は剛くんの反応がいつもと違う感じしたんだよね、それで」
「目ざといなぁ」
「え、じゃあ、松潤とか相葉ちゃんも気づいたかな？」
「どうだろ？まぁ、聞いてこないってことは黙っててくれるんじゃない？」
「……はぁ」
「でもさ、どこまで本気なの？」
「え？」
「結婚とか考えてるのかなぁって」
「うん、俺はそのつもりで付き合ってるけど」
「そうなん？！」
「なんで剛くんが驚くんよ」
「いや、そこは聞いてへんかったから」
「いや、38やで？それ考えてへんかったらただただヤバい奴やろ」
「向こうは？」
「まだ確認はしてない」
「おい、そこは確認しときぃな、いざプロポーズしたらまだ考えてへんは地獄やで？」
「いや、俺待つつもりでいるし……」
「本気で好きなんだね」
「うん、久しぶりに俺から告白して始まった恋やからな……」
「あ、そうなんだ」
「うん、あいつの事は幸せにしたいってほんとに思ってる」
「そっかぁ、おめでと、結婚式は呼んでくれるんでしょ？」
「Aもえぇって言ったらな」
「？なんの話ですか」
「おぉう！来たん？」
「ふふっ、びっくりして大丈夫ですか？」
「おう」
「ちょうど良かった！今聞けばいいじゃん！」
「おい」
「？」
「ごめん、この間のメイキング撮ってる時の光一くんと剛くんの反応でさ、
2人が付き合ってるんじゃないかって思って、今確認してたんだよ」
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結城綾(プロフ) - Karinさん» Karinさんコメントありがとうございます。私もKinkiKidsの大ファンで、自分の中での最大限甘い光一くんをイメージ壊さないように書けていたらいいなと思っているんですが、楽しんで読んでいただけて本当に嬉しいです、これからもよろしくお願いします。 (2023年4月3日 20時) (
レス) id: c0d3918841 (このIDを非表示/違反報告)
Karin(プロフ) - KinKi Kidsの大ファンなんですがキンキの夢小説を書いてくださる方がそこまで多くないのでこのお話を見つけた時すごく嬉しかったです。いつも更新を楽しみに過ごしてます。このお話大好きなのでこれからも頑張って下さい！ (2023年1月7日 0時) (レス) id: 9e7f4b97d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：結城綾 | 作成日時：2022年12月7日 12時
