61.初めての夜 光一side2 裏 ページ48
しばらくそうしていると、湯船のお湯の熱さと、俺がしたことで体が火照ったのか、
顔が真っ赤になって少し湯あたりしたような状態になっていた。
「ちょっと、外出て体洗うか？」
「う、うん……」
そういって、お互いに外に出ると、
俺が座り、その上に彼女が座るように促す。
ボディソープを泡立たせ、彼女の体を手で洗っていく、
鏡に映る彼女の顔は真っ赤な顔していて、目がとろんとしていた。
「えろっ……」
「ん？」
「そんな顔、俺以外に見せたらあかんで？」
そういいながら、後ろを洗い終えると、前も洗おうと手を動かす。
「こぉちゃん、前は……自分でやるから」
「だぁめ、俺がやるから大人しくしてなさい」
「……でもぉ」
「でもやないの」
そういって、俺は手を前に滑らす。
「はぁっ……んっ」
太ももの内側や、足の指まで丁寧に洗っていく。
そして、一番大事な場所も洗おうと手を伸ばす。
すると、
くちゅ
と、音がする。
「？あれ、もうぬるぬるやん……」
「いわんでよ……はずかしい」
「初めてなまったね」
「あ……」
「俺といるときは別にええやん、もっと聞きたい、Aの広島弁」
「うん」
そういって、シャワーで一回泡を洗い流すと、
また下を触りだす光一、
「ん？まだぬるぬるするなぁ……流したのに」
「だから、それは……こぉちゃんが触るから」
「ふぅん……じゃあ今度は、Aが俺を洗って？」
「うん」
後ろに回れると思って一安心し、同じようにボディソープを泡立て、
光一の体を洗うA、
「背中の筋肉やっぱりすごいねぇ……」
「ん？そうか？」
「うん、かっこいい……」
そういいながら、背中と腕を洗うと、前を洗う時少し躊躇してしまう。
「ん？前は？洗ってくれへんの？」
「……えっと」
照れてしまって視線を逸らすAに、また今度でええかと思い、
「今日はまぁ、これで許したげるわ、また、今度な」
「……うん」
そういって、体の泡を流して、湯船で少し温まった後、俺たちはバスローブに身を包み、
寝室に向かった。
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結城綾(プロフ) - Karinさん» Karinさんコメントありがとうございます。私もKinkiKidsの大ファンで、自分の中での最大限甘い光一くんをイメージ壊さないように書けていたらいいなと思っているんですが、楽しんで読んでいただけて本当に嬉しいです、これからもよろしくお願いします。 (2023年4月3日 20時) (
レス) id: c0d3918841 (このIDを非表示/違反報告)
Karin(プロフ) - KinKi Kidsの大ファンなんですがキンキの夢小説を書いてくださる方がそこまで多くないのでこのお話を見つけた時すごく嬉しかったです。いつも更新を楽しみに過ごしてます。このお話大好きなのでこれからも頑張って下さい！ (2023年1月7日 0時) (レス) id: 9e7f4b97d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：結城綾 | 作成日時：2022年12月7日 12時
