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60.まだ誰も見ていない君が欲しい 光一side ページ46

堂本兄弟の収録が終わって、部屋に帰ってきたその日の夜。

「ただいま」

「おかえり」

その日は俺が先に帰って来ており、収録の後仕事をして帰ってきたAを出迎える。
帰ってきたAを玄関で抱きしめる。

「光ちゃん?」

「今日の……あれ、ほんま……あかんよ」

「ダメだった……?」

「あんなん、あかんわ、抱きしめたなるやん、どこまで俺の事落とすん?」

「……」

「……もう少しだけ我慢しようって思ってたけど、もう無理や」

「え?」

「……Aが欲しい、全部」

「光ちゃん……」

「俺のものになってくれる?」

そういわれ、Aは腕の中で見上げながら光一に言う。

「うん、光ちゃんのものに……してほしい」

「ありがとう、大事にする……」

「あ、お風呂に……」

「せやな、一緒に入ろか?」

「え?」

「あかん?」

「……いいよ」

そういって、お互いに浴室に向かう。
浴室に向かい脱衣場で、光一はAにキスをする。

「んっ……はぁ」

キスの間、俺はAのAは俺の服をお互いに脱がし合う。
今まではキスはしていたけど、それ以上はまだしていなかった。
体を重ねてしまうと、もう、歯止めがきかへんようになりそうだった。

好きだという気持ちを隠しきれる自信が正直なかった。

でも、今日彼女のパフォーマンスを見て、
これから俺と同じように彼女を好きになるやつが出てくるかもしれんって思ったら。

どうしようもなく独占したくなった。

まだ、誰にも見せてない彼女を俺が一番に見たい衝動にかられて仕方なかった。

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設定タグ:堂本光一 , 堂本剛 , KinkiKids   
作品ジャンル:恋愛
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結城綾(プロフ) - Karinさん» Karinさんコメントありがとうございます。私もKinkiKidsの大ファンで、自分の中での最大限甘い光一くんをイメージ壊さないように書けていたらいいなと思っているんですが、楽しんで読んでいただけて本当に嬉しいです、これからもよろしくお願いします。 (2023年4月3日 20時) (レス) id: c0d3918841 (このIDを非表示/違反報告)
Karin(プロフ) - KinKi Kidsの大ファンなんですがキンキの夢小説を書いてくださる方がそこまで多くないのでこのお話を見つけた時すごく嬉しかったです。いつも更新を楽しみに過ごしてます。このお話大好きなのでこれからも頑張って下さい! (2023年1月7日 0時) (レス) id: 9e7f4b97d1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:結城綾 | 作成日時:2022年12月7日 12時

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