50.剛くんとお買い物 ヒロインside ページ34
光ちゃんと別れて、剛くんと一緒に食料品を買いにスーパーによって買い物をする。
生さんまを3尾ビニール袋入れると、他に買い足さなければいけない食材と、
精肉コーナーで鳥の胸肉とささみをかごに入れる。
「迷いなく買ってくなぁ」
「もう決めて来てるから、あんまり長いしてると余計なものも買っちゃってた時あったからできるだけ早く終わらせるようにしてるんだ」
「もう完全に主婦みたいやね」
「えへへっ」
「それすら嬉しそうにするんやなぁ」
「私も2人ほどじゃないけど、1人暮らしを10代からしてたから」
「へぇ……」
「お母さんに1人でもちゃんとできるようにって家事全般は叩き込まれてるから」
「えぇお母さんやね」
「うん」
「兄弟はいてんの?」
「うん、妹がねいるよ」
「へぇ」
「地元で就職したってこの間お母さんから連絡あった」
「そういえば、地元ってどこなん?」
「広島だよ」
「全然なまらんな」
「うん、気を付けてる」
「お父さんはどんな人なん?」
「うーん、厳しいかな、怒ると怖くって、よく怒られて泣いてた」
「光一大丈夫かな?」
「大丈夫、私が好きになった人だもん」
「そっか、よし、行こか」
「うん」
買った食品をエコバックに入れ、剛くんと一緒じゃなかったら電車やバスで帰るんだけど、
やっぱり誰かに見られるのはいけないと思い、タクシーに乗って帰る。
部屋に帰って手を洗うと、冷蔵庫に買ってきたものを一通り入れなおして、
パンちゃんに会いに行く、
「ただいまぁ、待たせてごめんね、パンちゃん」
いつも寝ている犬用のベッドから起き上がると、かけてくるパンちゃん。
最近はすっかりなついてくれてて、光ちゃんと同じく親バカです。
「パンちゃん今日はね剛くんも来てるんだよ」
そういって、抱っこして剛くんの所に連れて行くと、
「おぉ!パン!元気そうやん」
はっ!はっ!
剛くんの傍におろしてあげると、剛くんの足元にすり寄るパンちゃん。
しゃがんで背中を撫でたりする剛くん、
パンちゃんも久しぶりに剛くんに会えてうれしそうだった。
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結城綾(プロフ) - Karinさん» Karinさんコメントありがとうございます。私もKinkiKidsの大ファンで、自分の中での最大限甘い光一くんをイメージ壊さないように書けていたらいいなと思っているんですが、楽しんで読んでいただけて本当に嬉しいです、これからもよろしくお願いします。 (2023年4月3日 20時) (レス) id: c0d3918841 (このIDを非表示/違反報告)
Karin(プロフ) - KinKi Kidsの大ファンなんですがキンキの夢小説を書いてくださる方がそこまで多くないのでこのお話を見つけた時すごく嬉しかったです。いつも更新を楽しみに過ごしてます。このお話大好きなのでこれからも頑張って下さい! (2023年1月7日 0時) (レス) id: 9e7f4b97d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:結城綾 | 作成日時:2022年12月7日 12時