▽解説 " she is … "▽ ページ24
「あの子は…」
そう呟き
脳裏に刻まれた姿を思い出すように、そっとまぶたを下ろすヴィル。
「Aは
まだ膨らみも未熟な 硬く、不格好な蕾よ。
自己評価が低く、固い殻に閉じ籠りがち
望めば何だって手に入るのに
…だけど、その固い殻から時折漏れる美しい花びらと香りに
アタシ達は皆、満開の姿を夢見て 彼女の周りを飛び回るの、」
そこまで言って、ふと視線をレオナに
「…ほんと、太陽も虫達も
あの子の為なら皆、惜しげもなく 差し出すのに
まさかただ突っ立ってるだけの巨木を選ぶなんてね。」
と声をかけると
「…ｳﾙｾｪ、」
＿そんな力ない返事に、ﾌﾝｯと微笑みながら
後は任せたとばかりにルークの肩を叩いた。
「
どうか、貴方の妹君を信じてほしい！」
そう声を張るルークは、
「…君もそう思わないかい？」
と唐突に襟元につけた発信器兼盗聴器に向かって優しげに囁きかける。
ｰ「ﾋｯ！？
せ、拙者は、その…
Aﾊﾟｲｾﾝについて発言出来るレベルじゃない
というか、何というか… 」ｰ
ｰ「でも、兄さん
A・レイファントさんについて
いつもゲームのヒロインだって言ってるよね？」ｰ
ｰ「オ、オ、オオ、オ、オルトｯ！？」ｰ
途端にヴィーーーンとハウリング音が響き渡り、一拍置いて 自重気味な咳払いが聞こえる。
ｰ「えっと、その、
ヒ、ヒロインは無敵 かつ 正義なので！！」ｰ
そうして「監督生氏、パスｯ！！！」と投げやりな締めくくりをすると、
イデアは途端にブチッと交信を切った。
「…えぇ〜 っと…」
そう呟きながら、
一瞬のうちに向けられたいくつもの視線にたじろぐ監督生。
「A先輩は…」
『すごい人です』『優しい人です』『強い人です』
そんな言葉を選んでいると
.
.
「アイツは俺様の子分その２なんだゾ！」
そんな
グリムの言葉にグッと口角を上げて、息を吐いた
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象牙 - 星猫さん» 星猫さん！コメント及び高評価ありがとうございました！明日から再び頑張っていきたいので、応援よろしくお願いいたします！ (2021年10月4日 1時) (
レス) id: fa12dc3108 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 続編おめでとうございます！高評価しました！ (2021年10月3日 14時) (レス) @page5 id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
象牙 - なのは菜さん» なのは菜さまっ！この章でもコメントありがとうございます！ 説明文へのコメントも嬉しい…(嬉) お優しい言葉を糧に最後まで頑張ってきますね！ (2021年10月3日 0時) (レス) id: fa12dc3108 (このIDを非表示/違反報告)
なのは菜 - 続編おめでとうございます！お"お"んっ！夢主ちゃん…っ、いつもの姿に戻ってぇ…オバブロは辛いよ(泣) オルトくん！その意味不な発言やめてもろて！ 体調に気をつけて更新、頑張って下さい！応援してます！ (2021年10月2日 15時) (レス) id: 8019e5d7e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：象牙 | 作成日時：2021年10月2日 5時
