49.反撃 ページ10
キャメロット城より遥かに上回る巨大な物体。メリオダスによると、“巨獣アルビオン”という、古の大戦で造られた十戒の兵器。生き残り眠っていたはずだけど、どうやら彼らの復活と一緒に目醒めたらしい。
外見からして凶暴で強そうだ。
ホークは巨獣を見るなりプルプル体を震わせる。
「ウ、ウソだろ…メリオダスの闘級が3370…それを上回るマーリンですら4710だぞ！？なのに、アイツは……闘級5500！？」
そう叫んだと同時に、身体中ゾワッと鳥肌が立った。凄まじいほどの殺気がこちらへ向けられている。
「我々の闘級に反応したか。…来るぞ」
アルビオンの拳が迫ってくる。マーリンはホークママを操作してそれを交わした。
「いきなり避けんのかよっ！」
「避けなくて良かったか？」
「そりゃそうだけど！？」
降ろされた拳は止まることなく城門へ。衝撃波が伝わってくる。
壊されたか、そう思った。しかし…
「あれって…バリア？」
「そう。予め王都全体を覆う魔職防御壁を張っておいた」
「さすがお姉様っ」
でも覆う範囲が広すぎて強度は低いらしい。持ってあと二回。
話しているうちにアルビオンはもう一度防御壁に衝撃を与える。
…魔力反応が なくなった。
「今ので消えたな」
「うそぉ！？」
火炎型の魔力が飛ぶ。キャメロットの騎士達が全力の魔力で防ぎきった。しかし、もう魔力も術も出尽くした。次が来れば確実に王都は火の海と化してしまう。
が、逃げる余裕も与えられるわけはない。炎の塊がアーサー王達の方へ飛んできた。
「全員退避ーーーっ！！」
巨大な爆発が起こった。しかしそれによりダメージを受けたのは、アルビオンの方だった。
相手の攻撃魔力をそっくりそのまま倍以上の力で跳ね返す。このような芸当ができるのはただ一人。
「ようっ、アーサー」
「メリオダス殿っ！！」
「ナイスタイミングだぜマーリン！」と、ここまで飛ばしてくれた彼女に言う。
「スレイダー、王女を中へ。少々荒っぽい運転をする」
ここからは彼らのターン。反撃開始だ。
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リオ(プロフ) - ウォンさん» お久しぶりー！ありがとうね〜！！ (2020年7月9日 21時) (
レス) id: 0673ec93e1 (このIDを非表示/違反報告)
ウォン(プロフ) - りおちゃん！！、！久しぶり！！私もまだ生きてます！応援してるね！！ (2020年7月9日 11時) (レス) id: 76603ce61b (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - 瑞樹さん» ゆっくりですけど、また書けていけたらいいなと思います。 (2020年7月9日 7時) (レス) id: 0673ec93e1 (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹(プロフ) - まさかまた戻ったきてくれたなんて………！これからも応援してます！ (2020年7月8日 21時) (レス) id: fb3dbf3e6d (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - みかやしさん» ありがとうございます。本当にもう、気長に待っていてください… (2020年7月8日 20時) (レス) id: 0673ec93e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リオ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rio1001/
作成日時：2018年7月6日 15時
