50.魔剣ロストヴェイン ページ11
荒っぽい運転をする。
そう言ったマーリンだが、文字通りそうだ。
ホークママを素早く操作してアルビオンの周りを飛び回る。それを潰そうとするアルビオンはデカすぎる片手を地面に付けた。
おそらくこのためだ。
すかさず俺は奴の手に乗り一気に駆け上がる。
狙いは奴の中にある【核】。それを潰せば奴は機能しなくなる。
後ろからアーサー率いるキャメロット騎士。
アルビオンも気づいたか、登っていく俺達目掛けて反対の手を振り下ろした。
俺は避ける事は出来たが、アーサーが捕まってしまう。
そのまま追い討ちをかけるようにアルビオンは攻撃をする。俺は飛び上がって、丸太より太い奴の腕を切り落としアーサーを救出した。
けれど…
「あっ…メリオダス殿の大事な剣がっ！！」
「あらら。こりゃバッキリだな」
俺が手にしていた短剣は折れ、今やほぼ柄だけになってしまっていた。
「すみません…私の不注意のせいで……」
「うんにゃ。ヘンドリクセンとの闘いでだいぶガタはきてたんだ…」
「…ここまでよくもってくれた。…ありがとな」
二人のAの顔が重なる。
どちらも言い方や表情は違えど同じ彼女。伝えたい気持ちも変わらない。
おかげでここまで来れたよ。ありがとう。
「しかし武器なしでは…」
「さてさてさーて、どうしたもんかね〜」
すると頭上から「団長殿」と俺を呼ぶ声。
それと同時にこちらへ飛んでくる懐かしい剣。握ったそれは確かに、俺が売り払ったソレだった。
――――神器 魔剣ロストヴェイン。
「キャメロットの城下町で私が買い戻しておいた。利子は高くつくぞ」
おー、怖い怖い。
とりあえずこれでなんとかなりそうだ。
「“神器解放”」
一瞬ドクリと心臓が揺れた。
アルビオンはアルビオンで、俺の“
相手が俺じゃなけりゃあな。
「メリオダス様が…五人！？」
再び発射される五つの炎の魔力。
それを俺は真正面から立ち向かう。
エリザベスの言う通り、五人でな。
「“
五人の俺によりアルビオンへ送られる五つの跳ね返った魔力。倍以上の力で何個もこれを食らって仕舞えばただではすまない。
巨大な爆発が治るとそこにあったのは…
「おやおやおーや？核ごとやっちまったかなぁ」
上半身が吹っ飛んだアルビオンだった物。
久しぶりで力入っちまった。にししっ。
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リオ(プロフ) - ウォンさん» お久しぶりー！ありがとうね〜！！ (2020年7月9日 21時) (
レス) id: 0673ec93e1 (このIDを非表示/違反報告)
ウォン(プロフ) - りおちゃん！！、！久しぶり！！私もまだ生きてます！応援してるね！！ (2020年7月9日 11時) (レス) id: 76603ce61b (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - 瑞樹さん» ゆっくりですけど、また書けていけたらいいなと思います。 (2020年7月9日 7時) (レス) id: 0673ec93e1 (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹(プロフ) - まさかまた戻ったきてくれたなんて………！これからも応援してます！ (2020年7月8日 21時) (レス) id: fb3dbf3e6d (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - みかやしさん» ありがとうございます。本当にもう、気長に待っていてください… (2020年7月8日 20時) (レス) id: 0673ec93e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リオ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rio1001/
作成日時：2018年7月6日 15時
