オッパ９９ ページ8
着替えてユンギさんを脱衣所に呼ぶ
ＹＧ「大丈夫か？」
「大丈夫、じゃないですね」
ＹＧ「だよな。」
二人で脱衣所の床に座る
ユンギさんと肩を寄せ合い手をつなぐ
二人の小さな独り言のような声が響く
ＹＧ「...怖いか？」
「え？」
ＹＧ「手、震えてる」
手をつないでる方を見ると微かに私の手が震えている
自分でもきずかなかった
「確かに怖いですよ
このままジョングクさんに嫌われるんじゃないかって」
ＹＧ「それもありえるな」
「ですよね」
はっきり言ってくれるからもやもやする気持ちがなくなった
より不安が増えたけど
ＹＧ「ただな、ちゃんと謝れば相手に伝わるから」
「ちゃんと、ジョングクさんに謝れば、一緒にいれる？」
ＹＧ「ああ」
「これからもずっと？」
ＹＧ「俺たちはお前を離さないから」
ゆっくり私を抱きしめほっぺにポッポしてくれた
近い距離から見るユンギさんはすごくかっこよくて
優しいオッパの顔をしてた
「...うん、ありがと、」
ＹＧ「もうすぐあいつも帰ってくるから
落ち着いとけよ」
「はい...」
ユンギさんの後ろ姿を見送りもう一度うつむく
いや、やめよう
下を向くと気分も下がる
前を向いて、いい方向を考えよう
最悪なことになってもそれは全部私が悪い
その時は、覚悟しよう
もう一度鏡を見る
目は腫れて、鼻は真っ赤
今までで一番ブサイクだ
けど、さっきまでの闇はない
うん。大丈夫
ちゃんと謝れば、私に後悔はない
脱衣所を出ると、目が真っ赤に腫れたジョングクさんがリビングにいた
やっぱり本人を目の前にすると怖くて足が震える
けど、ここで止まったらだめだ
無理やり足を動かしてジョングクさんの目の前に立つ
言え、言うんだ
「グクさん、ごめんなさい」
私の一言で静かになる瞬間がとても怖かった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 244人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ハナ - まだ続けて欲しいです。すごく面白いし、個人的にとても好きなので、無理をせず、自信を持って下さい！！(なんか上から目線でごめんなさい笑) (2018年11月5日 23時) (
レス) id: d43ec7aa19 (このIDを非表示/違反報告)
しゅぐぅ - ふかふかさん» ありがとうございます！駄作になるかもしれませんが、頑張りますのでこれからもよろしくお願いします。 (2018年8月29日 21時) (レス) id: 0843db452a (このIDを非表示/違反報告)
しゅぐぅ - ありがとうございます！駄作になるかもしれませんが、頑張りますのでこれからもよろしくお願いします (2018年8月29日 21時) (レス) id: 0843db452a (このIDを非表示/違反報告)
ふかふか - すごく面白いです！これからも頑張って下さい！！！笑 (2018年8月28日 23時) (レス) id: d43ec7aa19 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しゅぐぅ | 作成日時：2018年8月24日 18時
