【歌い手】ドMなあの子は実はスパイで!?!??

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＿＿カランッ



あれから、数十分後商店街に戻ってきた。


「ガラガラガラ」とすぐ横では従業員が店を閉店しようとしている。


『・・・はぁ』


静まり返った商店街には私のため息と雨宮クンとluzの話し声がよく響いた。


というか、さっきの話よくよく考えれば誘拐じゃないか？


雨宮クンは私を心配して言ってくれたのだと思うけど、、



＿＿＿＿カランッ



暇になってきたなっとさっきそこらへんで転がっていた空き缶を蹴りながら歩いた。


ふと前の雨宮クンとluzの会話が気になった。


・・・聞いてみるか。



「そしたら、そらるさんがね〜〜」


「プフっ、そらるさんってツンデレだからねー!」


あははっと前から雨宮の笑い声が聞こえる。

おい、雨宮クン笑い堪えきれてないぞ


というか、そらるってどっかで聞いたことあるような・・・



「あれ、爽君ついてきてる！？」


『っ！？』


びっくりしたぁ、雨宮クン急に止まらないでっ！


「どしたん、天月すんおるよ」


「いやぁ、気配がなかったから」


「影が薄いんじゃない？」


「そうかも！」



いや雨宮、luz失礼だな!!天然かよ

まぁ、癖で足音とか消してたけど。さすが怪盗luz様だね、伊達に怪盗やってない!

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