117* ページ27
.
.
.
直人くんのことを少し気にしつつ
私は席についた。
.
.
『あ!A!』
マユコが何かを思い出したように声をあげ
私を呼んだ。
.
.
「ん?なに?」
『あっち、見て』
マユコが指を指した方向には
「あ……」
大好きな先生がいた。
.
.
『行ってきなよ?』
「うんっ!」
私は勢いよく席を立ち
先生のほうに向かっていった。
.
.
だけど途中で
この前岩田くんが言ってたことを思い出した。
.
.
‘「今市先生…お見合いしてたんだって」’
.
.
「っ……」
そのとき思わず足が止まった。
.
.
隆「A?」
「あ…ごめん」
隆「屋上行くぞ?」
.
.
隆二先生はそのまま私の手を引っ張り
屋上へ向かった。
.
.
お見合いなんて……
嘘だよね?
.
.
502人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「芸能人」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:SKちゃん x他2人 | 作成日時:2014年8月25日 15時