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106* ページ16

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携帯の着信音で目が覚めた。




先生と放課後デートしてから…




寝ちゃったんだ…


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携帯には『マユコ』と表示されている。


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「もしもし…?」




『A…今すぐ学校来て…』




「えっ?どうしたの…?」



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マユコから放たれた言葉は





私にとっては最悪な言葉だった。


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『Aと今市先生が一緒にいるところの写真が




 校内にばら撒かれてる。』


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私は急いで支度をして




学校に向かった。


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校門の前にはたくさんの人だかり。




そして、私に気づいた生徒たちは




私を軽蔑した目で見つめた。


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「なんで……」



誰が…こんなこと…


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『A!』



マユコは私を抱きしめて




走って屋上に向かった。


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私はこの時ただただ放心状態だった。


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『…A…』




屋上に着いた途端、我慢していた涙が出てきた。



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『写真は、今登坂先生がはがしてくれてるから…』

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マユコによると




その写真は全クラスに貼りだされていたらしい。


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「……どうなっちゃうのかな…」




『大丈夫だよ…大丈夫。』




マユコの優しい声を聞いたら




少しだけ…落ち着いた。


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作者名:SKちゃん x他2人 | 作成日時:2014年8月25日 15時

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