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涙 × 赤 ページ5
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「 …もう会えないの？ 」
深夜の君からの電話。
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『 …ごめん。』
『 仕事続けたいならもう会わんといて言われてん 』
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私が聞きたいのは君の気持ちなのに。
「 すばるは… 」
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『 ん？ 』
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私のこと好きじゃ無かったの？
なんて聞けないよ。
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貴方の歌声が笑顔が優しさが
どれだけの女の子を幸せに出来るのか
どれだけの女の子の生きがいになっているのか
なにより 、すばるがどれだけ皆のこと好きか
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わたしが１番知っているから 。
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「 なんでもない。
すばると居れて幸せだったよ 」
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好きなのは私だけだったのかな。
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作者名：菜奈 | 作成日時：2017年2月3日 21時
