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びっくりして、思わず手を止めて河村さんを見た。なんだ、色恋沙汰か？というか河村さん彼女いたのか。
まじで私とデートしてる場合じゃないじゃん。河村さんの彼女が嫉妬深くなくても私刺されてもおかしくない。
「これ、先週の日曜日ですか？」
「そうそう、河村くんこんな可愛い子と一緒にいたからびっくりしちゃった」
「顔見ました？」
「んーん、見てない」
へぇ、先週の日曜日か。休日にデートなんてする人だったのか。
…待てよ、先週の日曜日って私河村さんとパフェ食べてなかったっけ。急いでスマホを取り出してメッセージの日にちを確認すると、先週の日曜日だった。ということは、須貝さんが見せてる写真に写ってるの私？
顔を上げて河村さんの方を見ると、パチリと目が合った。私がこちらを見たのを確認してニヤリとあの悪魔みたいな顔で笑った。あ、終わった。
「僕の彼女です」
今日の企画書です、くらいの感じでさらっと河村さんが告げた。何言ってるのこの人。
「…マジ？」
その質問には答えずふふ、と笑って河村さんはまた作業に戻ってしまった。
え、なに、言い逃げ？なんてあたふたしてる須貝さんや、河村さん彼女いたんですか？！と驚くこうちゃんを一瞥して、私の方に視線を向けた。
そして口パクで、
「び・っ・く・り・し・た？」
とニヤニヤしながら言った。びっくりしたも何も嘘じゃないですか、河村さん。もう何考えてんだか…
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エリッサ(プロフ) - ぷいさん» こちらこそ読んでいただいてありがとうございます〜！ (2020年4月28日 19時) (
レス) id: 31771c3fff (このIDを非表示/違反報告)
ぷい(プロフ) - 河村さん推しなのでめちゃくちゃ好きなお話でした(T_T)ありがとうございました(T_T) (2020年4月27日 3時) (レス) id: 791f8d2470 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エリッサ | 作成日時：2020年4月12日 21時
