23話 ページ24
退職して、2週間…今私はKnightsさんの事務所に缶詰め状態です。
瀬名さんに1か月と期限を決められているため、たまにしか自宅には帰っていない。
「うぅ〜。時間がない…。どうしよう…デザインは決まったし、型も作り上げた…。なのに…納得いかない!!」
私は行き詰まっていた。大好きな衣装作り…なのに…思うようにいかない。デザインの紙をぐしゃぐしゃにし私は頭を抱えた。
その時ノックの音が聞こえてきた。
「Aお姉様…入ってよろしいでしょうか?」
朱桜さんだ…。私は濡れていた頬を服の袖で拭い扉を少し開けた。朱桜さんは私を見て優しい笑みを浮かべてくれた。
「一緒にSweetsはいかがですか?ずっと缶詰め状態ですよね?たまには息抜きをしましょう」
「ごめんなさい…。今は集中したいんです…」
「…oh。……私じゃ駄目みたいですね……では!駅前に10時集合で!待ってますよ」
「え?!朱桜さん?ま、待って下さ………行っちゃった」
最初の言葉は小さくてわからなかった…。集合時間を言われちゃうと行かないわけには行かない。集合時間まであと1時間30分くらい…。私は支度を始めた。
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紅狼鬼(プロフ) - 猫愛りあさん» ありがとうございます(⚲□⚲)グダグダの文章ですみません。いま、新しく作品を考えています!お暇なときチェックしてくださると嬉しいです(^^) (2月26日 15時) (レス) id: 3e3ff661c8 (このIDを非表示/違反報告)
猫愛りあ - 感動したぁ…泣き泣き泣き (2月26日 14時) (レス) @page44 id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅狼鬼 | 作成日時:2021年9月7日 19時