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ま「もしもし、どうしたの?」
て「「どうしたのじゃないよ!動画撮るって言ってたのに!」」
そう言われて時間を見ればいつの間にか
約束の時間になっていた。
ま「あ〜、ごめん!時間見てなかった」
て「「寝てたの?」」
ま「いや、今さ…」
“Aちゃんと特訓してた”
そう言いかけてやめた。
て「「まひとくん?」
ま「何でもない!今からすぐ準備するから!」」
そう言って電話を切る。
『今から撮影?』
ま「そう、てるちゃんと約束してたのにすっかり忘れてた」
『そっか…忙しいのにごめんね!』
“てるちゃんにも申し訳なかったな…”なんて言いながら
帰り支度を始めるAちゃん。
ま「Aちゃんこの後空いてる?」
『空いてるけど…』
ま「じゃあ僕面白いこと思いついたから付き合ってよ」
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ま「どうも、みなさんこんにちは!まひとです!」
て「よぉ、お前ら!てるとだ!」
ま「というわけで今回はコラボなんですけど」
て「はい!」
ま「前回の定期で7人でやった戦闘ゲームをね、
やっていこうと思います!」
お互いに準備が整ったところで撮影を始める。
て「あのAちゃんがばぁうくんに虐められた
あのゲームですね?」
ま「そうそうそう!あの後ね、ばぁうくんのコメ欄荒れたらしいよw」
て「それはそうでしょ、容赦なく集中攻撃されすぎて
最後の方Aちゃん涙声だったもんwww」
ま「まぁそんなこんなで大活躍だった僕達ですけど…」
て「はい」
ま「この際どっちが最強か決めようよ!」
て「まぁ、当然てるさんの余裕勝ちですけど?
まひちゃんがしたいって言うならいいけど?」
ま「もう何その感じ!耐えられないんだけど!」
お互いにギャーギャー言いながらも対戦準備を始める。
ま「あれ、ちょっと何か来たみたいだからちょっと一旦ミュートにするね」
て「はーい」
てるちゃんの返事を聞いてミュートに設定する。
ま「はい、と言うわけで…実は今僕の家なんですけど
なんとAちゃんが遊びに来てくれています!」
『…』
ここで挨拶するようさっき打ち合わせしてたのに
何も喋らないAちゃん。
いくら練習して上達したとはいえ、
Aちゃんだけじゃ流石にてるちゃんに勝てないので
色んな技術を駆使して配信をしている。
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作者名:SHiYuRiSu | 作成日時:2022年4月15日 18時