検索窓
今日:18 hit、昨日:6 hit、合計:33,597 hit

19冊目 ページ20

い...おい...おい!!

『!?』


声が聞こえて目を覚ます


クロム「おい!大丈夫か?魘されてたぞ!」

『あぁ...大丈夫...悪い。』

クロム「今から川にいくらしいけど体調が悪いなら無理しなくていいぞ!」

『平気だ。俺もいく』


俺の返事を聞くと、分かったと倉庫を出ていく
頭がいたい...
だが、こうしてはいられない

俺は身支度をして千空のもとへ急いだ

ーーーーーーーー


昨日、見つけたらしい磁石を手渡され砂鉄を集める

小学校の時砂鉄で遊んで大惨事になった以来見ていなかったが
なんとも面白いほどくっつく

が...


千空「すげぇな雌ライオン。テメーらの村は全員ああなのか」

クロム「怪力ゴリラは何人かいるけどな、身軽なゴリラはコハクだけだ」

『つか、ゴリラはいるんだな』

コハク「だから、ゴリラじゃない‼」


コハクが砂鉄を集めるなか、俺ら三人組は岩に座りサボっていた
俺単純作業苦手なんだよね

執筆も単純作業だって?
そんなことないよ頭使ってるもん←


コハク「というか、ほとんど私が集めてるじゃないか砂鉄」
  「君たちも少しは身軽に働け」

「「『サーセン』」」


クロムが3発拳骨を貰っていた
コハクさんが般若のような顔をして怖いので大人しく砂鉄集めを再開する

すると上流からドンブラコ〜ドンブラコ〜とスイカが流れてきた

俺たちの近くまで来るとスイカから子供が出てきた
どうやってはいてってたんだ?
地味に気になるなw


コハク「スイカじゃないか!」

千空「スイカっつう名前なのか?」

クロム「あだ名だぜ。多分」


あだ名かぁ
嫌な思いでしかないなぁ

スイカ...が言うには俺たちの手伝いがしたいらしい


千空「実におありがてぇ。科学王国は来るもの拒まず猫の手も借りてぇんだ」
  「クク...頼むぜスイカ」


それだけ言うと千空は砂鉄採取を再開した
俺はその千空のあとを追いかける


『スイカのことについて聞きたいこととかないの?』


主にスイカを被っている理由について
ちなみに俺はすごく気になる←


千空「あ?」
  「特にねぇよ。ただ人力(マンパワー)が手に入れられたのはありがてぇ」

『あー、さいですか』


もう少し人類に興味を持ってほしいよね
俺の小説に出てきたクールな変人のように「生きている人間には興味がない」っていつか言いそうだな


△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

20冊目→←18冊目



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (57 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
100人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:けふ(きょー) | 作成日時:2021年3月30日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。