THE RAMPAGE の うさぎちゃん 2

▽ 1週間カノジョ2 ▽ ページ23

※ 少しピンク入ります。苦手な方はback
閲覧した後は自己責任でお願いします。







〜 Day 6




樹side





Aを1週間カノジョにしてから6日目。



ニセモノだけど、彼女って自覚がないのか、ずっと陸さん遊んでる。



陸さんが呼ばれて、ひとりになったAを後から抱きしめれば、どうしたの…？って弱々しい声。




「 今のAは誰の彼女?? 」


『 い、つき、くん… 』




ちゃんと俺の名前を呼んでくれたのが嬉しくて、ぎゅぅって抱きしめる力を強める。



このまま離れなければいい。

このまま俺だけのものになればいい。




「 A… 」


『 …ん？ 』


「 …っ、ううん、何でもない 」


『 う、うん 』





Aの名前を呼べば呼ぶほど好きが募っていく。



…どんだけAに溺れてるんだろ…。



でもきっとそれは俺だけじゃない。



北人さんだってまこっちゃんだって絶対…。



そう考えると、誰にも渡したくないって独占欲が出てくる。




『 いつき、くん…？ 』



そうやって、ずっと俺だけの名前を呼んでいてよ。




『 …ひゃっ、 』




Aの耳たぶを甘噛みすると、ぴくんって跳ねる身体。




「 耳、弱いんだ 」


『 や、やだ、耳、やだ…っ 』


「 ふーん、 」




耳の形をなぞるように舌で弄る。

そのまま舌を滑らせ、首筋をつーって舐めると力が抜けてきたA。



抵抗する力が弱くなったことをいいことに、Aの身体を俺に向かせて、唇を合わせる。



『 んん…、 』




後頭部と腰を支えながら、長く触れるだけのキスを続けると、とろんとしてきた目。

口を割って舌をねじ込んで絡ませる。





『 ん、ふぅ…っ、 』



「 …ん 」



くちゅ…って水音が俺の思考を溶かしていく。




『 …だ、め…っ 』




苦しくなって少し離れた唇から聞こえた声。


だめっていうのは、外から聞こえる、撮影が終わったであろうメンバーの声。




『 んん…、やぁ、っ 』




メンバーの声が大きくなってきたところで顔を離して、濡れた唇を指で拭う。




「 そんなえっろい顔してたら、何してたかバレちゃうよ 」


『 なっ… 』


昂秀「 次、樹さんです！ 」


拓磨「 A、顔赤くない？大丈夫？ 」


『 だっ、大丈夫！全然大丈夫！うん、心配しなくていいよ！ 』


拓磨「 怪しい 」


昂秀「 北人さんに報告だ 」


『 まってまって、何もないよ！何もないから！』




…俺のカノジョ、可愛いでしょ。




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