あの子は放っておけない系女子②[ ヒロアカ ] (ページ4)

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相澤先生が入ってきたことによって
私と焦凍の騒ぎ？は収まった。

相澤「今日はお前らにヒーロー名を
考案してもらう。」

HRではこれから私達はヒーロー事務所に
職場体験をしに行くということ、
体育祭を観た事務所から指名が
来ている人もいるということ、
そしてヒーロー名を決めてもらうこと、
と話があった。

その指名は1番多かったのは焦凍で
2番目がばくごーくん。私はその次だった。
焦凍は「親の名前があってだろ」と言い、
ばくごーくんはプロにビビられてると
言われキレていた。

今はミッドナイト先生も来て、
ヒーロー名を決めるためフリップと
向き合っている。

『ねぇ焦凍。決めた？』

焦凍「いや、まだだ。Aは？」

『全然…私こういうの本当苦手で…』

消太くん先に教えてくれたら
お父さんとお母さんに相談したのにな～
なんて思っていると、決まった人から
発表していく形式になっていた。

『発表とか…もっと無理ぃ～焦凍～』

続々とヒーロー名が決まっていき、
発表をしている。

爆豪「爆殺王」

『どっちかというと敵…』

爆豪「あぁ！？ンだこら！！」

『地獄耳…！！』

ヒーロー名かぁ。ちなみに、
お父さんはフラップ(羽ばたく)
お母さんはジーヴル(氷華)
パパはスリアン(笑顔)
ママはソレイユ(太陽)

『焦凍はショートか…
ねぇ、百ちゃん。名前って
どうやって考えたらいいの？』

後ろの席の百ちゃんに問うと

百「どんなヒーローになりたいか、
など考えてみてはいかがでしょう？」

『どんなヒーローに……』

私の憧れる、目指すヒーローは
勿論パパやママ、お父さんお母さんのように
暗闇に明るさをもたらしてくれる存在でありたい。

『これしかないかな…』

「桃瀬さん、決まった？」

『はい。』

ミッドナイト先生に言われ、私は
フリップを持って前に出る。

『……sunny(サニー)です。』

「あら、可愛らしいわね！」

相澤「(晴れ、太陽…そうか。日向か…)」

『暗闇を照らす陽(ひかり)みたいな
ヒーローになりたいです！』

「素敵ね！桃瀬さんならなれるわ！」

お茶子「Aちゃんにピッタリやね！」

『ありがとう…！』

好評で良かった～と席に戻ると

焦凍「日向さん…か」

『…うん。流石に同じ名前は…ね。』

焦凍「いいと思うぞ。頑張れよ、サニー。」

『ありがとう。』

ヒーロー名決めはばくごーくん以外が
決まって終わった。
職場体験の一覧を貰い、目を通すと

『あ…ここから来るなんて…』

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