〇42 ページ47
____爆豪side
途中から攻撃にも防御にも乱れが出てきた。
必死にもがいているような、表情からも
どこかそんな感じがした。
Aを止めようとするが、止まらない。
氷壁は威力を保ったままで放たれていた。
足元がふらついているのが見え、
もう限界が近いと思った俺はまたしても
氷壁によって近付けなくなった。
爆破しようとした時、上から捕縛布を
持ったAが飛んできた。
しかし途中で意識を失い、
目を閉じた状態で落下してくる。
「危ねぇっ」
キャッチすると、
身体は驚く程に冷たかった。
「無理しすぎだアホA。」
1種目からずっと個性を使って来たから
こいつの体力はだいぶ落ちてたんだろう。
でもそれだけじゃねぇ。
きっと半分野郎のことを考えて悩んで
精神的にも体力は削られていたんだろう。
「強くなったけど、もっと強くなれA」
眠るAを横抱きにしながらそう言い
会場を後にした。
____
目が覚めると保健室にいた。
『…試合は……？』
奥からリカバリーガールがやってきた
リ「起きたかね。あんた体温の低下と
体力の著しい低下で倒れたんだよ。」
『そうだったんですか…』
リ「ちょっと治癒しといたから動けるように
なってるとは思うけどね。」
『ありがとうございます…。
あの、体育祭は？』
ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ
お茶子「Aちゃんっ！！」
扉の方を見ると凄い勢いで入ってきた
お茶子ちゃんが私に抱きついてきた。
『お茶子ちゃん？』
お茶子「よかった。目が覚めて。
Aちゃん倒れて、爆豪くんが保健室に
運んでくれて、すぐ来たんだけど、身体が
すごく冷たくって…ビックリしたよ…」
『心配かけてごめんね？
勝つためには温度を下げなきゃって…
必死になりすぎて体温のこと忘れてた』
と、苦笑いをするとお茶子ちゃんも笑った。
『体育祭って…どうなったの？』
お茶子「爆豪くんと轟くんの決勝戦は
爆豪くんの勝ちで、爆豪くんが優勝したよ」
『焦凍負けたんだ…』
お茶子「途中でまた炎を出したんだけどね、
一瞬だけですぐ消えて、動かなくなって
そのまま爆豪くんの爆破で場外…」
『そっか……』
そのあとお茶子ちゃんがばくごーくんの
表彰台での様子を教えてくれて、
想像したらとても笑えた。
するとまた保健室の扉が開いた
________________
先に続編のページを作ってしまったために
ややこしい事になってすみません( ; ; )
ここがいっぱいになったら公開します！！
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 619人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kiki(プロフ) - まみ湯さん» ご指摘ありがとうございます！書いていて、ん？と思ったんですが、書き進めてしまったがために止められなくて何となくで書いてました…不快な思いをされていたら申し訳ございません。 (2021年11月4日 19時) (
レス) id: 877b8ac32e (このIDを非表示/違反報告)
まみ湯 - 夢主の親が相澤先生の同級生の設定矛盾してません？３０歳で１５歳くらいの子がいるって事は１５歳で産んだことになってますよ？ (2021年11月4日 16時) (レス) @page23 id: 916e490341 (このIDを非表示/違反報告)
きゃぴ - もちろんです！ (2021年7月19日 19時) (レス) id: 468c2c005a (このIDを非表示/違反報告)
kiki(プロフ) - きゃぴさん» 嬉しいです（ ; ; ）！ありがとうございます(＞＜)長々と書いてるので、ぜひ楽しんで下さい(*^^*) (2021年7月18日 18時) (レス) id: 877b8ac32e (このIDを非表示/違反報告)
きゃぴ - いやもう、好きでしかないです。最高です (2021年7月18日 16時) (レス) id: 468c2c005a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：kiki | 作成日時：2020年7月19日 18時
