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38:燃え上がる炎 ページ44

その日の夜。

夕食を済ませ、それぞれの部屋で就寝の準備を始めるA達。


そんな中、Aが部屋で衣服の整理をしていると、



バタンっ!!



A「っ!?」



突然部屋の扉が勢い良く開き、豊がズカズカと入ってきた。



A「ちょ、ちょっと豊さん!?ノックくらいはしてくださいよ…!」



そう言うAだが、そんなことはお構いなしに彼は無言でAへ迫ってくる。

そして、その勢いのままがっしりとAの両肩を掴み、Aを睨むような表情で見た。



A「あ、あの…っ」


豊「……」


A「何があったんですか…?」


豊「…おい、アレは本当か?」


A「アレ……?」


豊「昼間、部屋の掃除してたってこと」



Aは豊の言葉を聞き、理解した。


そして、



A「…はい、本当ですよ…」



と答えた。




すると、豊は肩を掴んでいた手の力を緩め、少し申し訳なさそうな表情をした。



豊「…そっか、お前が言うなら間違い無いよな…。…ごめんな、疑ったりして」


A「い、いえ…」


豊「あと、突然押しかけて悪かった。じゃあ、また明日」


A「は、はい…おやすみなさい」



豊はAに軽く謝罪をすると、自分の部屋ヘ戻っていった。




A「豊さん…嘘ついてごめんなさい…。本当は……」



彼が部屋から去ったあと、Aもまた謝罪の言葉を呟くのだった。

39:次の予定→←37:静かなる炎



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ジェラティア(プロフ) - 匿名希望さん» コメントありがとうございます!こんな私の妄想全開な物語を面白いと言ってもらえて嬉しいです!ストーリーの終わり方は少し無謀ですが、メンバーそれぞれのオチを書いてみようかと思っています! (2014年11月6日 16時) (レス) id: 19421fd78c (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - まだわからないですが、ハッピーエンドで終わりますか?主人公も麺も (2014年11月6日 12時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - 初コメ&はじめまして。ジェラティアさん面白いです。オチは、淳くんかキリショーがいいです。 (2014年11月6日 12時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ジェラティア | 作成日時:2014年10月10日 4時

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