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36:挑戦 ページ42

A「…こんな感じでいいのかなぁ」



4人が甲板でのんびりしていた頃、Aは自室でいつもとは違うことをしていた。



A「ずっと前だけど…。お隣りに住んでたお姉さんにやり方教わったことあったし、あの島を離れる時に道具を貰ったからちょっとやってみたけど…」



Aが鏡に向かって作業をしていた時。



コンコンっ



淳「あの、Aちゃん?入っても…大丈夫かな?」



A「…えっ!?ちょ、どうしよう…!」



淳がAの部屋の前にやってきた。



淳「Aちゃーん?寝てるの?入るよ?」



ガチャッ



A「あ、いや!起きてます!起きてますから入ってこないで……!」



Aがそう言った時にはもう遅かった。


それより一瞬早く扉が開き、淳が顔を覗かせた。



淳「Aちゃん、起きてるなら返事して………って………!?」



淳はAの姿を見た途端、思わず息を呑んでしまった。


彼の目に映ったAは…



いつもの動きやすい服装ではなく、綺麗なドレスを着てしっかりとメイクをしていたのだ。



A「あ、あのっ、これはその…!」



Aは唖然とする淳に説明をしようと口をパクつかせる。



A「このドレスとか…あの島を離れる時に謝礼と一緒に島の人から貰ったんです…。それでちょっと皆さんを驚かせようと思って…っ」


淳「なるほど、そういうことだったのか…」


A「ごめんなさい…」


淳「えっ!?どうして謝るの!?とっても似合ってるのに…」


A「えっ…本当ですか…?」


淳「ふふっ、鬼龍院さん達には僕が適当に伝えておくから着替えて甲板においで!一緒にひなたぼっこしよう?みんなも待ってるし!」


A「えっ、あ、はい!わかりましたっ」



Aは淳にそう言われ、いつもの服装に着替えて甲板へと向かっていった。

37:静かなる炎→←35:嫉妬…?



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ジェラティア(プロフ) - 匿名希望さん» コメントありがとうございます!こんな私の妄想全開な物語を面白いと言ってもらえて嬉しいです!ストーリーの終わり方は少し無謀ですが、メンバーそれぞれのオチを書いてみようかと思っています! (2014年11月6日 16時) (レス) id: 19421fd78c (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - まだわからないですが、ハッピーエンドで終わりますか?主人公も麺も (2014年11月6日 12時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - 初コメ&はじめまして。ジェラティアさん面白いです。オチは、淳くんかキリショーがいいです。 (2014年11月6日 12時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ジェラティア | 作成日時:2014年10月10日 4時

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