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35:嫉妬…? ページ41

1日大海原を放浪した金爆旅団の船上。



研二「次はどこ行くのぉ?」


豊「あー、そういえば決めてなかったな」


淳「僕はどこでもいいよー」


翔「うーん」



4人は晴天の下、甲板に寝転がりながら話し合っていた。


翔「あれ?そういえばAちゃんは?」


研二「あ、そういえば居ないねぇ」


豊「まだ部屋で寝てるんじゃね?あんなこともあったし、疲れてんだろ」


淳「そ、そうかなぁ…?そうだったとしてもいつもは早起きのAちゃんにしては遅すぎるよ」


豊「じゃあお前見てこいよ。その間俺らは昼寝してっから」


淳「えっ!?ひとりで!?」


研二「何でそんなにびっくりしてるん?」


淳「いやいや!誰も心配じゃないの!?」


翔「心配っちゃ心配だけど、そんなみんなでぞろぞろ様子見に行ってもAちゃんに迷惑じゃない?だから」



焦る淳に3人は相変わらず寝転がったまま淡々と返した。



淳「分かったよ…僕が行かせていただきます」



こうして、Aの部屋に向かうことになった淳。

そんな彼の背中を見ていた3人はというと…



研二「…喜矢武さん、何か怒ってる?」


豊「いや、別に?」


翔「研二さん、きっと嫉妬だよ」


豊「はぁぁぁん!?今何つった鬼龍院!」


翔「ごめんごめん!冗談だよ!でもさ…2人きりになるということは…」



翔は豊を軽く煽るような言葉を口にした。



豊「…っ、ちょっと見に行ってくる」



翔の言葉を聞いた豊はパッと起き上がり、淳に気づかれないように後をつけていった。



翔「あれは完全に嫉妬してるねぇ」


研二「まあ、Aちゃん美人さんだもんねぇ」



そんな豊の背中を見ながら2人はそう呟いたのであった…。

36:挑戦→←34:次の作戦



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ジェラティア(プロフ) - 匿名希望さん» コメントありがとうございます!こんな私の妄想全開な物語を面白いと言ってもらえて嬉しいです!ストーリーの終わり方は少し無謀ですが、メンバーそれぞれのオチを書いてみようかと思っています! (2014年11月6日 16時) (レス) id: 19421fd78c (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - まだわからないですが、ハッピーエンドで終わりますか?主人公も麺も (2014年11月6日 12時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - 初コメ&はじめまして。ジェラティアさん面白いです。オチは、淳くんかキリショーがいいです。 (2014年11月6日 12時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ジェラティア | 作成日時:2014年10月10日 4時

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