29:生贄 ページ34
in謎の場所
A「う……」
「…目覚めたようだな、生贄よ」
A「……?……っ!?」
Aが目を覚ますと、そこは無機質な空間が広がっていた。
目の前には鉄格子。その向こうには男がひとり。
「生贄」
はじめは何のことなのか理解できなかったが、あの噂を思い出し口を開こうとしたA。
しかし、その口には猿ぐつわが。
その上後ろ手に縛られ、足かせも付けられていた
男「お前には島のために生贄としてその身を捧げてもらおう」
A「……っ」
男「お前からは並ならぬ力を感じた。その力さえあればしばらくは生贄を捧げずに済むやもしれん」
A(皆さん…ごめんなさい…。私の不注意で……!)
これから自分はどうなってしまうのだろう?
鉄格子の向こうにいる男の言う「並ならぬ力」ってどういうこと?
沢山の疑問がAの脳裏をよぎった。
男「フン…無駄話は終わりだ」
男はそう言うと鉄格子の扉を開け、Aを引きずり出した。
そして2人は禍々しい雰囲気漂う祭壇のような場所へとやってきた。
その後方には底の見えない谷があった。
男「…そこへ立て」
A「……」
男「立てと言っているんだ!」
A「んっ……!」
男に無理やり祭壇の上へ立たされ中心にある柱に体を縛りつけられたA。
その後男は儀式のための準備を済ませ、祭壇の前で呪文のようなものを唱え始めた。
A(翔さん…豊さん…淳さん…研二さん……助けて……!)
Aは目を閉じ、祈るように心の中で叫んだ。
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ジェラティア(プロフ) - 匿名希望さん» コメントありがとうございます!こんな私の妄想全開な物語を面白いと言ってもらえて嬉しいです!ストーリーの終わり方は少し無謀ですが、メンバーそれぞれのオチを書いてみようかと思っています! (2014年11月6日 16時) (レス) id: 19421fd78c (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - まだわからないですが、ハッピーエンドで終わりますか?主人公も麺も (2014年11月6日 12時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - 初コメ&はじめまして。ジェラティアさん面白いです。オチは、淳くんかキリショーがいいです。 (2014年11月6日 12時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ジェラティア | 作成日時:2014年10月10日 4時