d i s t a n t l o v e

/　２５ ページ25

Ｙｏｕ ｓｉｄｅ








「ん〜、、、、え、」









今の時刻は、午前５時。









記憶をたどると、嬉しすぎて爆睡したことが発覚した。









健人を起こすのは６時３０分。









「よし！」









-









-









「うわ〜、、、あー、ヤバい。カッコイイぃ〜」









テレビの画面越しには、王子様が写っている。









朝一番に見る顔が健人くんなんて、幸せ過ぎる。









私は、やっぱりこの人が好きだ。









セクチャンを見ていたら、もう時刻は６時を過ぎていた。









健人を起こそうと、テレビのリモコンに触れる。









健『やっぱ、俺お前事件だわ。」









俺、、、、









こっちの健人は、自分のこと僕って言ってる。









画面の中の健人くんは、俺って言ってる。









やっぱり、健人はあの健人くんとは別の人、、、、









やっぱり、あの時ボーっとしてたし。









そんな本人が幼馴染なわけがない。









そう自分に言い聞かせた。









窓から差す白い光が、私の顔を照らしていた。









また、いつも通りの生活が始まりだした。

/　２６→←/　２４

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す