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『...おっ、おじゃまします...』
遠慮がちなAについ頬が緩む。
デビュー前まで当たり前の光景だったのに今では新鮮になってしまったことが俺たちの関係性を物語っている。
でも、夢みたいで。俺の家にAがいるってだけでいつもの景色と全く違って。
そう思うものの、久々に連絡して家に連れて帰ってしまったことを少し反省していて。
遠慮がちに縮こまってソファに座るAを見て思わず笑ってしまう。
「いつまで緊張してるの。」
『えっ、してないしっ！！だてさまこそ！ロイヤルキャラ出さなくて良いから！』
どうぞ、とテーブルに置いた誰かにお土産でもらったルイボスティーを指差し、笑うA
「...かわいい」
『へっ？？！！』
思わず口に出してしまった。
あぁ、もうだめだ。表ではだて様なんて言われて貴族と呼ばれる俺もこの子の前では本音も出てしまう。
「俺さ、まだAのことが好きだよ。」
本当はもっとオシャレなところで、もう一回ちゃんと告白をするつもりだったが、もう抑えられない。
驚くAは俺の目をじっと見て少しばかりかその目は潤んでいた。
「好きだけど別れなきゃいけなくて。自分の夢を優先した最低なやつだってわかってる。でも俺気づいた。Aとずっとに一緒にいることだって夢なんだよ。俺の。」
言葉を続けると今にも泣き出しそうなAがいて。何も答えず聞いてくれている。
「自分勝手だってわかってるし傷つけたことも本当にごめん。傷つけた分全力で愛すから。これからも一緒にいてほしい。」
『私もずっと好きやったよ...今もほんまに好き。』
彼女から返ってきた言葉に胸が熱くなる。思わず手を引き寄せ、抱き締めていた。
『...でもなっ？あかんよ...わたしっ...』
涙を流すA。俺と別れる数日前に社長と話したこと、約束したことを話してくれた。
俺のことを愛しているなら、別れること。そして邪魔をしないこと。
そんな話があったことを知らない俺は、あのとき理由も聞かず、受け入れてくれたのはそういうことだったのだと理解した。
本音を言えば引き止めてくれるのを期待していたし、少しの間離れて、もう一度社長に話して認めてもらおうとも思っていたからだ。
すごく自分勝手ではあるが、それほど俺には彼女が必要だった。
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環奈(プロフ) - たなかさん» いつもありがとうございます🥺❤️続編でリクエスト更新いたしました♪ (2022年7月22日 19時) (
レス) id: f92bafd733 (このIDを非表示/違反報告)
環奈(プロフ) - たなかさん» リクエスト嬉しいです！ぜひお願いします！シンプルに二つのグループのファンだからです❤️ (2022年7月22日 16時) (レス) id: f92bafd733 (このIDを非表示/違反報告)
たなか - 励みになったのなら嬉しいです🫥 リクエスト何回もしてしまって本当にごめんなさい、、 そういえばなんですけど、なぜDa-iCEとSnowManのふたつのグループにしたのかとても気になります！ (2022年7月22日 15時) (レス) id: ce935a1ea3 (このIDを非表示/違反報告)
環奈(プロフ) - たなかさん» ありがとうございます！かしこまりました！頑張りますね🥺❤️いつもありがとうございます。励みになってます❤️❤️ (2022年7月22日 15時) (レス) id: f92bafd733 (このIDを非表示/違反報告)
たなか - 名前間違えてしまってごめんなさい💦 たなかです！またまたリクエストごめんなさい🙇♀️💦 (2022年7月22日 14時) (レス) id: ce935a1ea3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：環奈 | 作成日時：2022年7月9日 4時
