君の中のOnly1 (ページ13)

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yuta side

いよいよ明日試合か～。まあ、ぶっちゃけ県大会はいけるとはおもうんだよね。目指すは全国でしょ。
Aたちにも頑張れって言われたし、大会前最後の練習頑張りますか。

平「ジン！ペアの練習せえへん？」
「やるか！紫耀の最後の県大会に花添えたいしな！」
平「ジン、お前いい奴だな！」
「こんないい奴とペア組めてんだから、インターハイまで頑張ろうぜ！笑」
平「自分で言うなや！笑台無しやぞ！笑」
「いいの、いいの笑」
平「てか、Aちゃんと佳奈ちゃん今日も相変わらず美人やな～」
「そうだな～」
平「ほんまに俺はAちゃん派やな～。インターハイ行って一勝でもできたら告ろうかな。笑」
「は！？それ本気かよ」
平「本気やで？俗に言う一目惚れやんな。」
「まじかよ」

なんだこのモヤモヤした感じ。
確かにAは美人だけど、誰かと付き合うっていう浮いた噂もないし、ましてや知り合いの紫耀と付き合うってなったらなったで嫌だな。
なんか、友達とられる感じ？またなんかちょっと違うけどそんな感じ。

平「ジンはおらへんの？好きな子」
「え？俺？俺は今はいないかな。」
平「そっか。まぁ、ボチボチ始めるか」
「おう！」

まあ、今はインターハイかけて練習頑張るか！
明日は本番。
紫耀のためにも自分のためにも頑張ろう。