犬系彼氏【あほの坂田。】

・ ページ9

「…………それは｣



さ「僕ってそんなに頼りない？｣




悲しい目で私の頭を撫でながら私に言った





「違う！さかたんは頼りなくなんかっｺﾞﾎｯ...ｳﾞ...ｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ...｣





さ「A！大丈夫？………………落ち着いてなぁ｣



さかたんは 咳き込む私の背中をさすってくれた






……………こんな優しいのに、頼りないわけないじゃん




「ｺﾞﾎｯ……さかたんっ………ごめんなさい｣



やっぱり素直に休んだ方が良かった

さかたんが 大変な思いをしなくて済んだのに……




さ「………………僕こそごめん。Aの異変に気づけなくて｣



「さかたんは何も悪くない…………私のせi………｣





チュッ………



「さっさかたん！何して………んっ｣




チュッ……チュッ…………



突然降ってきた さかたんからのキスの雨





「何してるの！風邪っうつっちゃう…………………｣





さ「んっ……。うつってもええよ……うつした方が風邪は治りやすいって言うし………｣



さ「あと、体調悪い時はすぐ言ってな？
Aを看病するの好きだし…………｣









さ「……………Aが弱ってて僕に頼ってくるの可愛ええし｣






「なっ！｣




さ「ふふっ。今日は僕が看病したげるから…………ゆっくり休んでええよ｣




そう言いながら私の頭を撫でる


「………………さかたんが恋人で良かった…………大好き｣





さ「なっ…………！｣





さかたんの手が優しくて 本当に恋人でよかったなぁって思いながら




私は眠りについた

ショタ化→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す