誕生日（おまけ） ページ32
ﾋﾟﾘﾘﾘ ﾋﾟﾘﾘﾘ
「ん…………」
目覚ましの音で起きる…………が体は起き上がろうとしても起き上がらない
「ちょ、さかたん離して」
原因は さかたんが私を抱きしめて寝ているからで……
腕を剥がそうとしても力が強すぎてなのか
私がただ筋力がないだけなのか
「剥がせない………」
「ねぇ、さかたん起きて。朝ごはん作らないとだから」
剥がすのが駄目なら相手を起こすしかない
「ねーえ………おーきーて」
そう言いながら彼の胸を軽く叩く
さ「…………………」
駄目だ……全然起きてくれない
次はどうやって起こそうか考えていると
「うわっ！ちょっ、さかたん！」
寝返りを打とうとしたのか抱きしめながら寝返りを打つ
「ねっ、さかたんっ！近いから！」
私に彼が少し覆い被さるような体制になる
体制が変わり私の耳元に彼の口がある
だからか、彼の吐息が耳にあたる
「ふっ……んっ……」
耳が弱い私は耐えるしかなかった
「さかたん……起きてっ……んっ……起きてよ」
私は耳に吐息があたらないように頭の向きを変える
「っ………」
変える向きを間違えた……
彼の顔の方を向いてしまったため
整った顔がドアップで映る
恥ずかしいけど見ていたかった
長いまつげ 少し開いている可愛い口
少し赤く染っている髪が陽の光で輝いていて綺麗いで
さ「………なーに人の顔ジロジロ見てんの？」
「！」
びっくりして固まっていると
ゆっくり開いたルビーの瞳と目が合う
「なっ、いつから起きて……」
さ「ずっと。Aが僕の腕を剥がそうとしてるところで起きた。」
「じゃっ……じゃあ、寝返り打とうとしたのも…」
さ「うん。……にしても、A可愛かったなぁ。あんな吐息だけでビクビクしちゃって……」
「…………ばかっ！もう知らない！」
私は深く布団に潜ろうとする
が、それを阻止される
さ「なぁ……A可愛すぎ。このまま食べちゃいたいくらい」
「やっ、流石に朝はダメ……」
さ「……大丈夫。今日は僕がなんでも手伝うから」
「そういう問題じゃないの！……あっ、朝ごはん作らないとだし！」
そう言って逃げようとする
さ「いいよ。朝ごはんじゃなくてAが食べたい」
「やだやだっ！…………んっ…」
やばいと感じた。だって彼が最初に優しいキスを何回もしてきたら……
長くなる合図だから
さ「っはぁ。昨日の分まで構ってあげる」
僕に溺れて？
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ちょこ - 終わってます！戻ってきてください！続き楽しみに待ってます！ (2022年3月16日 22時) (
レス) @page38 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
さかなクンさん - どんだけ〜！？って気分になりました…////これからも頑張ってください！！ (2021年1月17日 10時) (レス) id: 741c5c47ec (このIDを非表示/違反報告)
(*…*) - おかわゆい(●´ω｀●) (2021年1月3日 16時) (レス) id: a724e61091 (このIDを非表示/違反報告)
Cross(プロフ) - 包丁さん» ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2020年11月20日 23時) (レス) id: 859124ddc4 (このIDを非表示/違反報告)
包丁 - 初めてこういった小説を読んだのですがとても面白かったです!めっちゃドキドキしました…笑これからも頑張って下さい!! (2020年11月16日 16時) (レス) id: 9e8cfd04f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Cross | 作成日時：2020年11月8日 1時
