甘味処 ページ3
昼の浅草を日傘をさしながら歩く。
夜に来るのも良いが昼に来るのも中々良い。
キョロキョロと周りを見渡しながら歩いていると、美味しそうな甘味処を見つけた。
日傘を閉じ中に入る。
お店の人に注文をし、お菓子がくるのを待っていると隣に人が座ってきた。
「お隣失礼するわね」
『はい』
隣に座った人を見る。
桃色の三つ編みの髪が特徴の可愛らしいお嬢さんだった。
お嬢さんがお店の方に大量に注文していた。
その様子をボーッと見ていると私の視線に気がついたのか話しかけてきた。
「あ、こんなに沢山なんて変よね……」
『そうかしら?変ではないと思いますよ。むしろ沢山食べる子は好きです』
そう言うと顔を赤らめ何かもごもごと喋っている。
それまでは聞き取れなかった。
「えっと、私、甘露寺蜜璃です!貴女のお名前は...?」
『私は...A、よろしくね甘露寺さん』
流石に名字は言えないので名字は伏せさせてもらった。
頼んだ物を食べながら私達は色々な話をして結構仲良くなった。
『美味しかったね』
「そうね!」
仲良くなり、名字だと距離を感じるということで名前で呼ぶようになった。
それからしばらく話していると、いつの間にか日暮れ時になっていた。
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作者名:キモオタ | 作成日時:2023年6月7日 21時