親友探してたら悪女に成り代わってしまった (ページ11)

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経緯ページ11

「そうだ、Aさんは何故この世界に来てしまったのか心当たりはありますか？」

心当たり……そんなことを言われても私はユウを探すのに必死だっため本当に分からないのだ。
それともユウがこの世界にいたからなのか……

『心当たりはありません。ですが私の仮説ですがユウが関係しているのではないでしょうか』

「ふむ……その可能性もありそうですねえ」

「あと、先程ユウさんとは親友だと言いましたが貴方達のいた世界ではユウさんはどうなっていたのですか？」

学園長は付け加えるように聞いてきた。
私は静かに息を吐き答える。

『…私がいた世界ではユウは行方不明という扱いになっていたんです。
行方不明になったであろうその日の朝、突然ユウのお母さんから連絡が来ました。
ユウがいなくなった、と。
それから私はずっとユウを探していたんです。約1ヶ月半の間。』

「そんなことが……では探していたらこの世界に来てしまった、ということですか？」

首を縦に振る。

『はい』

そう答えれば学園長は何か考え込む様子を見せた。

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失礼します。作者です。

元旦から大地震でしたね。

皆さんは大丈夫ですか？
何事もないことを祈っております。