monologue to you 2 ページ38
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んでさ…
オレいろいろ思ったんだけど…
もう旅行なんだって考えてさ…次は行かない？
そりゃーさ、Aはいろいろ考えることあるかもしんないよ？
でも、せっかくハワイにいるのにさ、東京の方の空見上げてるオレ、淋しいじゃん。
やっぱ、これって褒美だとオレは思うのよ。
そんだけ毎日頑張ってんだからさ。
たまには、褒美ぐらいもらったってバチ当たんないよ？
あのさ、オレにだってさ、頑張れてる理由？…みたいなのがさ、やっぱあって。
それは、ひとつじゃなくて、例えば「この仕事が好きだから」とか「お金稼がなきゃ」とかそりゃ幾つもあんだけど。
でも、その中のひとつは、やっぱAだよ。
何があっても、どんなオレでも受け入れてくれる…そーいう人が傍にいてくれる絶対的な安心感？
恥ずかしくてこんなこと絶対に起きてるアナタに言わないけど、Aがオレの味方で傍にいてくれている限り、オレ、何があっても頑張れる気がすんの。
Aも普通の仕事してる男と付き合うより、いっぱい悩んだり我慢したりして頑張ってっこと、オレだってちゃーんと知ってんだからさ。
だから、やっぱりAにもご褒美もらってほしい。
ビューイングでいろいろ自分の気持ち整理できたんでしょ？
だったらさ、次…今回みたいなイベント、何年後になるのか、実現すんのかもわかんないけど…
ん？実現しなかったら行けねーか…
んじゃ、その時は、日にちをやり繰りして完全プライベートでいーからさ。うん、プライベート。
…ま、だいじょーぶだよ。そん時はそんくらい何とかやり繰りする。
で、二人で一緒に？さ、旅行してみてもいーんじゃないかって…。
思わない？思うでしょ？
あー
その代わり、いつになるかわかんないよ？
だからさ…
それまで待ってて…？
＋＋＋
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作者名：kico
| 作成日時：2014年9月28日 15時
