挨拶 ページ34
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宴会が進み、みんな少しずつ挨拶に動きだして、会場が一層ざわつき始めた。
嵐の皆さんの周りにも、ぽつりぽつりといろんな人が挨拶に集まってきている。
そうだよね。
和也の傍が居心地よくてすっかり忘れていたけれど、私も挨拶に廻らなきゃ。
ご招待してもらったとは言え、私はただの参加者の１人で。
主役の傍にいつまでもくっついているわけにはいかない。
「ああ、美味しかったー！」
店員さんが持ってきてくれた３杯目のジョッキを空けて、崩していた足を戻すと、和也が訝しげな顔をした。
「美味し『かった』って…あら、なによ、もうおしまい？」
「いえ、元の席に一度戻って、それから皆さんにご挨拶に廻ります」
「えー？挨拶？今さら？？…もー、いんじゃないの(笑)？」
「ダメですよ、こういうのはちゃんとしないと！それに、二宮さんたち主役じゃないですか」
「嵐さんはね、ただの演者ってだけなの。
みんなで作ってんだからさ、そんなの関係ないでしょ」
「それでも、やっぱり関係ありますよ(笑)」
「っつーかさ、酔っぱらいと挨拶したって、意味ないと思いますけど」
「な///！私、まだ全然酔ってなんかいません！」
そう言って腰を上げると、和也が苦笑した。
「はいはい、そーだね。
ちゃーんとね、分かってますよ。当たり前でしょ。
ぐびぐび飲むお嬢さんが、たったの３杯で酔うワケないよね(笑)」
「ちょっ///！失礼な///！！」
…確かに、ちょっと気持ちがふんわりしてきた程度で、まだ酔ってはいないけれど。
でも、言い方だよね。
失礼しちゃう！！
悔しがっている私を見て、くくく…と和也が笑っている。
「まー、いーや(笑)。
じゃーさ、ちゃーんと最後にここにも挨拶に来なさいよ？」
そう念押しされて。
ほれ、さっさと行ってこい、と言わんばかりに笑顔で追い払われた。
＋＋＋
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kico(プロフ) - しろさん» しろさん、来てくれると信じてくれててありがとう！そう思ってくれてて嬉しい＞＜///やっぱり足んないですよ、ええ(笑)！補給しなくちゃ^^///ええ、もうたっぷり！キャー♪ベタな展開ではありますが、二宮さんの心情にニヤリとしつつまたお付き合い頂けたら幸せです^^＊ (2015年10月10日 5時) (
レス) id: 878d76093f (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - 二宮さーん！やっぱり足んないですよね(笑)二宮さんなら来てくれると思ってましたw大好きな彼女がしつこくせまられてたらイヤですもんね！ (2015年10月9日 20時) (レス) id: 30aeae7aa3 (このIDを非表示/違反報告)
kico(プロフ) - ↓というレスをしたつもりでした;;ごめんなさい！！ダメダメじゃん私！！遅レスで大変失礼しました><！！…マジックは、私も映像をしろさんに見てもらいたい！！私の下手な文章より絶対何十倍もカッコいいよ^^//でしゃばり谷山氏、実は二宮さんに思惑が…！？(笑) (2015年10月8日 6時) (レス) id: 878d76093f (このIDを非表示/違反報告)
kico(プロフ) - しろさん» バレないように…って言うのがね、もどかしいよね^^;でも黙ってられないだろうし(ムフフ)。そんな二宮さんの悶々とした葛藤が背景にあっての言動を感じてもらえたらいいなあ^^/// (2015年10月8日 5時) (レス) id: 878d76093f (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - わ！二宮さんのマジック姿すてき(*^_^*)これ映像で見たいな〜。なんて(笑)そしてまた谷山氏でしゃばりだな〜w (2015年10月7日 19時) (レス) id: 30aeae7aa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kico
| 作成日時：2015年9月18日 13時
