ぺたん ページ33
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「ハイ出たー。
…んーとねー…へえ。19個だって…(笑)！」
「19個！？ウソでしょ(笑)！？」
「や、ホント。マジだって。ほら…」
「…あ、ホントですね。19個！…すごいなあ」
「すごいよね。
しかもさ、記録持ってんの、女の人なのよ、ほら見てこれ」
「ホントだ。
ふうん…じゃあ、私にもできるのかな…」
「は？や、無理でしょ無理(笑)！」
別に本気で持ってみたい訳でもなんでもないのに、即座にムリだと笑われて、ちょっとムキになる。
「そんな…すぐに否定しなくても…」
「だって、アナタのそーんなちっちゃな手じゃ、どー考えても無理なんだって」
私の手のひらを目線で指しながら、和也が無理だと笑っている。
そうかもしれないけれど…
確かに、さっき、中身が半分しか入っていないこの２つを持ち上げるのも重かったけど。
でも、何かコツがあるかもしれないもの。
やってみなきゃ分からないよ。
あの写真の女の人みたいな持ち方をすれば、もしかしたら、私にだってできるかもしれないじゃない？
だって…ちっちゃいって言うけど、和也の手だって私より一回り大きいだけで、そんなに変わらないんだから。
「そこまで小さくないのに…」
思わず和也の左手を取って、ぺたんと自分の右手に重ねて見せようとして…
あ、人目があるから、そんなことできないんだ…と気付いた。
…危ない、危ない。
「ほ…ほら…！」
さりげなく和也の左手に近付けて見せるだけで止めながら、触れ合えないって寂しいな…なんて、心の中で呟いてみる。
「…ね？…そんなに変わらないでしょ？」
「……」
あれ…
急に難しい顔をされたように見えるのは、私の気のせい…？？
「…そりゃーさ、アナタ、オレと比べんのが間違いだっつーのよ(笑)」
和也はそれだけ言うと、その手をプラプラさせて、おもむろにジョッキの持ち手を掴むと一気に残りのビールを空け、ちょうど通りかかった店員さんに生ビールを２杯追加した。
「ほら、早く空けないと次が来るよ。ほら、飲んだ飲んだ」
「あ、はい…」
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kico(プロフ) - しろさん» しろさん、来てくれると信じてくれててありがとう！そう思ってくれてて嬉しい＞＜///やっぱり足んないですよ、ええ(笑)！補給しなくちゃ^^///ええ、もうたっぷり！キャー♪ベタな展開ではありますが、二宮さんの心情にニヤリとしつつまたお付き合い頂けたら幸せです^^＊ (2015年10月10日 5時) (
レス) id: 878d76093f (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - 二宮さーん！やっぱり足んないですよね(笑)二宮さんなら来てくれると思ってましたw大好きな彼女がしつこくせまられてたらイヤですもんね！ (2015年10月9日 20時) (レス) id: 30aeae7aa3 (このIDを非表示/違反報告)
kico(プロフ) - ↓というレスをしたつもりでした;;ごめんなさい！！ダメダメじゃん私！！遅レスで大変失礼しました><！！…マジックは、私も映像をしろさんに見てもらいたい！！私の下手な文章より絶対何十倍もカッコいいよ^^//でしゃばり谷山氏、実は二宮さんに思惑が…！？(笑) (2015年10月8日 6時) (レス) id: 878d76093f (このIDを非表示/違反報告)
kico(プロフ) - しろさん» バレないように…って言うのがね、もどかしいよね^^;でも黙ってられないだろうし(ムフフ)。そんな二宮さんの悶々とした葛藤が背景にあっての言動を感じてもらえたらいいなあ^^/// (2015年10月8日 5時) (レス) id: 878d76093f (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - わ！二宮さんのマジック姿すてき(*^_^*)これ映像で見たいな〜。なんて(笑)そしてまた谷山氏でしゃばりだな〜w (2015年10月7日 19時) (レス) id: 30aeae7aa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kico
| 作成日時：2015年9月18日 13時
