顔合わせ ページ23
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「え！？」
見ると、和也が頬杖を付いて、ジロッと私を見上げている。
「あれ、ニノくん、知り合い？」
「うん。前からよーく知ってる局の相談室のお嬢さんでね。
去年の特番で、いいお仕事してくれたのよ」
“よーく知ってる”に力を込めて口角を上げてニヤリと笑われて、内心ドキッとしてしまう。
「そうなんだ。わたしたち、衣裳担当です」
「わたしは２年目で、この子は今回からの新スタッフです。よろしく！」
「こ、こちらこそよろしくお願いします。お客様相談室、小笠原です」
可愛い衣裳さんたちに挨拶されて、慌てて腰を落として膝立ちになって会釈を返していると、和也が、グッと空けて飲み干したジョッキをタン、と軽くテーブルに置いて、「あー…そうそう、そーいえばさ…」と彼女たちを見た。
「美術の新チーフが、衣裳と美術のメンバー顔合わせしたいっつってたなー…」
「えー、ホントですか！？」
「うん。ほら、あなたたちが可愛いっつってた美術の新人君たちも今日来てるよね。
これって…チャンスじゃないの(笑)？」
ほら…と和也が指で美術さんのテーブルをこっそり指した先には、確かに可愛い２０歳そこそこくらいの色白男子たちが２人、ニッシーくんの隣にちょこんと座っている。
どうやら、彼らが新人君たちらしい。
「そうなんですよ！！」
「楽しみだなー！…ね、こっちから声掛けちゃおっか！？」
「うん、そうしよ！」
「お、声掛けちゃう？じゃ、ちょっと待ってて…」
盛り上がる衣裳さんたちにニッコリ微笑むと、和也がニッシーくんに声を掛けた。
「ねー、ニッシー！…衣裳さんたちが、顔合わせしませんかって言ってんだけど！」
「あ、そうっすね。やりましょう！」
二つ返事でニッシーくんが頷いた。
「じゃ、衣裳さんこっち来てもらっていいっすか？
…みんな、ほら、そこ、場所空けて。衣裳さん来るから」
わ、すごいな。
ニッシーくんの指示で、あっという間に新人君たちの隣に２席分のスペースが出来ていく。
さすが新チーフだ。
「どーぞ、いつでもいいっすよ」
「はーい、行きます！」
「じゃあね、ニノくん」
「はいはい、いってらっしゃーいー。…さてっと」
２人が美術さんのテーブルに行くと、和也がくふふっと笑いながら足を崩して私を見た。
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kico(プロフ) - しろさん» しろさん、来てくれると信じてくれててありがとう！そう思ってくれてて嬉しい＞＜///やっぱり足んないですよ、ええ(笑)！補給しなくちゃ^^///ええ、もうたっぷり！キャー♪ベタな展開ではありますが、二宮さんの心情にニヤリとしつつまたお付き合い頂けたら幸せです^^＊ (2015年10月10日 5時) (
レス) id: 878d76093f (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - 二宮さーん！やっぱり足んないですよね(笑)二宮さんなら来てくれると思ってましたw大好きな彼女がしつこくせまられてたらイヤですもんね！ (2015年10月9日 20時) (レス) id: 30aeae7aa3 (このIDを非表示/違反報告)
kico(プロフ) - ↓というレスをしたつもりでした;;ごめんなさい！！ダメダメじゃん私！！遅レスで大変失礼しました><！！…マジックは、私も映像をしろさんに見てもらいたい！！私の下手な文章より絶対何十倍もカッコいいよ^^//でしゃばり谷山氏、実は二宮さんに思惑が…！？(笑) (2015年10月8日 6時) (レス) id: 878d76093f (このIDを非表示/違反報告)
kico(プロフ) - しろさん» バレないように…って言うのがね、もどかしいよね^^;でも黙ってられないだろうし(ムフフ)。そんな二宮さんの悶々とした葛藤が背景にあっての言動を感じてもらえたらいいなあ^^/// (2015年10月8日 5時) (レス) id: 878d76093f (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - わ！二宮さんのマジック姿すてき(*^_^*)これ映像で見たいな〜。なんて(笑)そしてまた谷山氏でしゃばりだな〜w (2015年10月7日 19時) (レス) id: 30aeae7aa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kico
| 作成日時：2015年9月18日 13時
