陥落 ページ11
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「いいのかな…私…。
何だか和也に、いっぱいもらっちゃってる気がする…」
「…ま、そこはお互い様ですから(笑)」
「そうは思えないけど…」
「や、寧ろオレのがもらい過ぎかもよ？」
「ううん、それはないよ。
こうしているだけで、私、幸せだもん…///」
しっかりと背中に腕を廻してそう呟くと、和也の腕にも力が籠められた。
唇がうなじに押し当てられて、思わずビクッと震えてしまう。
そんな私の首筋を、和也は軽く吸い上げるようにゆっくりと這いながら、囁くように小さく笑う。
「あー、そう。ふーん…じゃ、返してもらっていいってことなのかな(笑)？」
「…え？」
「そーだなー…
まずは、何してもらおっかな…」
「ちょ、ちょっと///！」
慌てて顔を上げると、和也がフハッと楽しそうな顔で噴き出した。
「観念しなさいって。アナタ、喋りじゃオレに勝てないんだから(笑)」
「う…っ」
悔しいけど、実際その通りだから何も言えない。
口では和也にとても敵わない。
「それにね、あんな甘ったるいアイスココアなんて飲ませたんだから、こんくらいサービスしたっていーでしょーよ(笑)」
「え？？…だって、あれ、和也が勝手に…」
「――じゃ、ご褒美ね」
最後まで言わせず私の言葉に被せて遮ると、唇が、ちゅっと音を立てて塞がれた。
「オレにも、ご褒美ちょーだい…」
和也の両手がゆっくりと私の髪を掻き上げて、体重をかけてくる。
「今度こそ続き…」
左手が首からゆっくりと身体の曲線を確かめるように撫でて彷徨い、ブランケットで隠していた胸元が露わになった。
恥ずかしいと思う間もなくそこに丸みを帯びた左手が添えられて、その動きに一度引いたはずの熱がまた肌に戻ってくる。
「ん…」
吐息混じりに頷くと、首に残った右手にクッと力が込められて、そのまま深いキスが私のすべてを甘く飲み込んだ…。
＋＋＋
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kico(プロフ) - しろさん» しろさん、来てくれると信じてくれててありがとう！そう思ってくれてて嬉しい＞＜///やっぱり足んないですよ、ええ(笑)！補給しなくちゃ^^///ええ、もうたっぷり！キャー♪ベタな展開ではありますが、二宮さんの心情にニヤリとしつつまたお付き合い頂けたら幸せです^^＊ (2015年10月10日 5時) (
レス) id: 878d76093f (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - 二宮さーん！やっぱり足んないですよね(笑)二宮さんなら来てくれると思ってましたw大好きな彼女がしつこくせまられてたらイヤですもんね！ (2015年10月9日 20時) (レス) id: 30aeae7aa3 (このIDを非表示/違反報告)
kico(プロフ) - ↓というレスをしたつもりでした;;ごめんなさい！！ダメダメじゃん私！！遅レスで大変失礼しました><！！…マジックは、私も映像をしろさんに見てもらいたい！！私の下手な文章より絶対何十倍もカッコいいよ^^//でしゃばり谷山氏、実は二宮さんに思惑が…！？(笑) (2015年10月8日 6時) (レス) id: 878d76093f (このIDを非表示/違反報告)
kico(プロフ) - しろさん» バレないように…って言うのがね、もどかしいよね^^;でも黙ってられないだろうし(ムフフ)。そんな二宮さんの悶々とした葛藤が背景にあっての言動を感じてもらえたらいいなあ^^/// (2015年10月8日 5時) (レス) id: 878d76093f (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - わ！二宮さんのマジック姿すてき(*^_^*)これ映像で見たいな〜。なんて(笑)そしてまた谷山氏でしゃばりだな〜w (2015年10月7日 19時) (レス) id: 30aeae7aa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kico
| 作成日時：2015年9月18日 13時
