お泊り ページ30
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「週に１回くらいなら何とか会えてるんだもん。
本気で連絡を取ろうと思えば電話だってメールだってあるし…ちょっとした遠距離恋愛みたいに考えたら、頻繁に会えなくても平気だよ(笑)」
「でも、週に１回ってことは、月に何回かしか会えないってことですよね？
同じ都内にいるのに、会いたい時に会えないなんて、切ないですよ…」
「アイちゃんがそんな顔しないで(笑)。
不規則な仕事をしてる人だって最初からわかってたもの、大丈夫。
それにね、来れる時は続けて何日か会えたりするし…そういう時は思わぬサプライズみたいで、いつも会えない分、すごく嬉しいよ」
昨日の和也を思い出すと、胸がいっぱいになる。
そうだよ、すごく嬉しかったもの…///。
「だけど、わたしなんて、毎日会えてもまだ会いたいって思うのに…」
「ふうん、アイちゃんはニッシーくんのこと、そう思ってるんだ(笑)。
今日もお泊りだもんね、いいなあー(笑)」
これ以上和也とのことが話題に上っているのは恥ずかしくて、ちょうどいいタイミングで話を返そうと思ってそう言ったつもりだったのに、アイちゃんが嬉しそうに顔を上げた。
「あ、いいこと思いつきました！
じゃあ、A先輩もお泊りに行ったらいいじゃないですか！」
「えっ///！？」
「そうですよ！
A先輩もわたしも、今日はお泊り仲間になりましょう！」
アイちゃんは楽しそうにキラキラした目で私を見てくる。
「彼氏さんが忙しいなら、先輩から行って待っててあげたらいいんですよ！
来ちゃった…！って、ほら、そういうの男の人喜ぶってよく言うじゃないですか！」
「えー…そうかなあ…(苦笑)」
和也は、自分の領域？テリトリー？…そういう大切な何かをしっかり持っているように思う。
ハッキリと言われたことはないけれど、何となく…それは、付き合う前に一緒に休憩室にいた頃から、漠然とだけど強く感じていて…。
そんな和也が、そういう風に他人から踏み込まれるのを喜ぶなんて、とても思えないよ。
それに…。
「それは無理だよ、アイちゃん(笑)。
どの辺りのマンションに住んでいるかっていうのは聞いてるけど、実は、私、それ以上知らないの」
「…え？」
「だって、来てもらうばかりで…そういえば、向こうのマンションに行ったこと、ないかなあ…(笑)」
正直にそういうと、アイちゃんが信じられないというような驚いた顔で固まった。
＋＋＋
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kico(プロフ) - むぅさん» 私が書いてて楽しい妬いてばかりの話でスミマセン(苦笑)。次も谷山くんがいい感じで掻き回してくれるかな(ニヤリ)？わあーラブレター♪嬉しい！待ってますー^^＊ (2015年9月18日 13時) (
レス) id: 878d76093f (このIDを非表示/違反報告)
むぅ(プロフ) - あー！にのちゃんのヤキモチがたまりません(//∇//)谷山くん登場でますます目が離せない〜( ≧∀≦)続きも楽しみに待ってます♪…が、その前にラブレターを送りまーす♪ (2015年9月17日 16時) (レス) id: 52581c3c38 (このIDを非表示/違反報告)
kico(プロフ) - まきさん» 今回はジェラでぐるぐる悶々な二宮さんが書きたくて^^＊うふ♪飲み会はね、書きたい場面があるんですよ！そこで一緒にニヤニヤして頂けたら幸せです^^///二宮さんが好きすぎて今は書けませんが、先でもし他メンバーを書く機会があった時は是非読んでやってくださいー^^ (2015年9月11日 9時) (レス) id: 878d76093f (このIDを非表示/違反報告)
まき(プロフ) - 今回はヤキモチ焼きっぱなしの二宮さん。いいですね〜もっともっと焼いて欲しい!！飲み会でも焼きまくりかしら〜？どんな展開から家に行くのか？？楽しみです！そして、他のメンバーのお話も気になる！全員彼女持ちだったなんて…いつか読んで見たいです。 (2015年9月10日 21時) (レス) id: 3ceb63cb0e (このIDを非表示/違反報告)
kico(プロフ) - しろさん» ひとりで勝負してひとりで勝ってる二宮さん(笑)。勝ちましたね♪主人公ちゃんの為にムキになって顔を顰めてガリガリやってるところを書けて、私も楽しかったです^^！ (2015年9月7日 4時) (レス) id: 878d76093f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kico
| 作成日時：2015年8月28日 9時
