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『じゃあ、和也は私が守るよ』
Aにそう言われた時には、一瞬、何を言われたのかよくわかんなかった。
だって、これまで「オマエを守るよ」って何度も繰り返し口にしてきたのは、オレの方。
Aからのキス…唇を通して伝わってくるのは、迷いのない強い意思。
こんなオレを大切に想ってくれている、Aのまっすぐな気持ちが心に響く。
Aの強い気持ちに、オレはどう応えるか。
答えはもう決まっていて。
「“使命”…か…」
ふっ…と口元が不敵に緩んだ。
「だったら、Aも」
は…オマエさー普段はあんなわかりやすいのに、なーんで思わぬ時にオレの想定を簡単に超えてくんのよ…と、小さく苦笑して、一度視線を外す。
それから改めて視線を戻し、まっすぐにAを見つめた。
「いい？一度しか言わないよ。よく聴いて」
「……」
「Aが居るから頑張れる。
アナタって存在は、いつもオレに前に進む力を与えてくれていて、同時に、外の世界での闘いからこの日常へと引き戻してくれてんの。
最早、“ただの二宮和也”にとっても“嵐の二宮和也”にとっても、オレにはオマエが必要なのよ」
Aの大きな瞳に透明な雫が盛り上がり、ほろり…と溢れた。
ゆっくりと左手を伸ばし、親指で目尻を拭ってやりながら続ける。
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kico(プロフ) - ゆうきさん» 初めまして。自己満足で書いてきた勝手な妄想ですが楽しんで頂けたのなら嬉しいです。もう新しいお話は書きませんが、いつかどこかで何かのご縁があった時には♪どのお話にも愛だけは目いっぱい籠めて書いてきました。最期まで読んでくださってありがとうございました^^ (2020年10月12日 9時) (
レス) id: 890f6f329d (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(プロフ) - 初めて送ります…ウラつく読者デビューは、この作品でした。とても楽しく読ませて貰いました。もっと読みたいなあと言うのが正直な気持ちです。 (2020年10月9日 20時) (レス) id: 62321c58f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kico
| 作成日時：2016年3月26日 12時
