検索窓
今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:63,340 hit

31 ページ31

神山side



かなり強引に家に連れていかれたけど、外見も内装も綺麗な家で居心地も悪くなかった。



神「意外やな、照史くんの部屋とか汚いイメージやったわ。」

照「それよう言われるわ。」




照史くんの部屋に入り、バッグをベッドへ放り投げると照史くんもベッドの上であぐらをかいて座った。




神「俺の部屋は照史くんよりもっと汚い。」

照「え、ちょっと待って笑笑その方が意外なんやけど。」




だって学校帰りとかせっかくの休日に片付けるのとかめんどくさいから。でも、ある程度は片付けてる。ただ少し机の上に教科書が山積みになってるだけ。




神「そんな片付けたってまた散らかるだけ。」

照「そんなこと言うたらきりがないやん。いやー神ちゃんの意外な一面知れてなんか得したわ。」




ほんまに嬉しそうに笑う照史くんを見るとほんまに不思議に思う。




神「俺のことを知ってなにが面白いの。」

照「なにがって…それは友達の知らないこと知れたら誰だって嬉しいもんやろ。」

神「ほんまに意味がわからない。言っとくけど、俺は死んだ友達とはちゃうんやで?それなのにめちゃ親しんできて……なのに、それが次第に嫌にならなくなって…照史くんも、俺自身も…わからないんや。」





そうや、2年になった時は照史くんのこと苦手なやつとばかり思っていたのに気づけばこうして2人で遊んでいた。





照「神ちゃん…」

神「バカみたい…こんなの。」

照「そんなことない!!」




呟いた途端、俺はベッドから降りた照史くんに両肩を掴まれていた。




神「え?」

照「バカなんかやない。神ちゃんはなんもバカやない!!」



なんでそう言い切れるのか知りたいねんけど、力強くそう言われるとなんか、バカじゃないんかなって思えてくる。




神「ふふっ…ありがとうな。」

照「!?!?///」




あ、どうしたんやろ。自然と笑ってしまった。




そう思った瞬間やった。照史くんが俺の顔を両手で固定して強引に唇を重ねてきた。




神「んぅう!?ん、ちょ…ふ、う…んっ。」




何度も角度を変えられて口を咥えるようにキスを何度も何度も仕掛けてきた。

32→←30



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (60 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
152人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

里衣菜(プロフ) - おおお!神ちゃん推しですか!?リク、感想コメ…嬉しさでいっぱいです!ストーリー考えてみます!これからも応援よろしくお願いいたします! (2018年8月15日 23時) (レス) id: e974b51e3b (このIDを非表示/違反報告)
ペンギン(プロフ) - 素敵なお話をありがとうございました!きゅんきゅんして面白かったです!次作も楽しみにしています!そしてWESTのお話を希望します!はまかみ、しげかみ、りゅかみのCPが読めたら嬉しいです!これからも頑張って下さい! (2018年8月15日 8時) (レス) id: c34058457d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:里衣菜 | 作成日時:2018年7月10日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。