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神山side


俺は今年、高校2年生になる。






天気の良い朝。新しい1年生が俺たちと同じ制服を着て学校へ向かって行くのを見ながら桜道を通っていた。





重「よお!神ちゃん!」

流「おはよー!」




俺が1人歩いていると、後ろから突然しげと流星が肩を組んできた。




神「おわっ!!あんな…ほんまびっくりするからいきなりくるのやめろ言うてるやん!」

重「ええやんけ!これが俺らしさやん!」




別に挨拶にしげらしさ求めてへんし!




流「やっぱ2年生になっても俺らは変わらずやね!」





俺としげと流星は1年生の時に同じクラスになってすぐ打ち解けられて仲良くなった。




神「ほんま毎朝これは勘弁してほしいわ。」




ほんまに変わらないいつもの朝の事に少々呆れながら俺らは学校へ向かって行った。




重「神ちゃん、流星!見てみ!クラス発表やて!」




学校へ着いて、上靴を履いて廊下を歩くと、廊下の壁に全クラスの新しいクラスの名簿が貼り出されていた。




流「お!俺ら3人とも同じクラスやで!」

神「ほんまや!」




流星が指差したクラスの名簿を見ると確かに俺としげと流星の3人の名前が同じ名簿に書かれていた。




その名簿の上には大きな文字で『2年B組』と書かれていた。




俺らはB組の教室へ向かった。




重「ほんま去年同じクラスやった人ほぼ別のクラス行ってもうたみたいやな。」




しげが教室へいる生徒1人1人に目を流し見しながらボソッと呟いた。




確かに去年同じクラスの生徒は2、3人ぐらいしかおらんな。




そう思った時やった。




「みんなおはよーさん!今日からよろしくな!!」





教室の後ろの扉からバカがつくほどでかい声で謎の生徒が入ってきた。





流「うわ、照史くんや。」

神「照史くん?」

重「知らんの?去年、授業中隣のクラスからめちゃくちゃこいつの声聞こえてたやん。」




あぁ…そういえば。




1年生の時、授業中にも関わらず隣のクラスから1人の笑い声とか喋り声が聞こえて先生がわざわざクレーム出しに行ってたっけ。




神「そういえば有名やったな。」




今年はこいつが毎日俺と同じ教室で騒ぎだすとなると先が思いやられる。

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里衣菜(プロフ) - おおお!神ちゃん推しですか!?リク、感想コメ…嬉しさでいっぱいです!ストーリー考えてみます!これからも応援よろしくお願いいたします! (2018年8月15日 23時) (レス) id: e974b51e3b (このIDを非表示/違反報告)
ペンギン(プロフ) - 素敵なお話をありがとうございました!きゅんきゅんして面白かったです!次作も楽しみにしています!そしてWESTのお話を希望します!はまかみ、しげかみ、りゅかみのCPが読めたら嬉しいです!これからも頑張って下さい! (2018年8月15日 8時) (レス) id: c34058457d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:里衣菜 | 作成日時:2018年7月10日 23時

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