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(( 永瀬 side ))
数日後のある朝 。
友達「 廉 、なんか最近静かやな 」
廉「 … そうでもないで？ 」
… 嘘 。絶対そうでもなくない 。
最近 、物凄く中学がつまらん 。
明確な理由は不明 。
やけどとりあえず物足りひん 。
友2「 そういえばどうよ？ 家庭教師 。
成績伸びてる？」
廉「 さーな 。まだテストしてへんし 」
友2「 あ 、そか 」
廉「 あいつすぐどーでもええ話すんねん 。
無駄に高校生ぶるし 。女子高生とは
思えんくらい口乱暴やし 。もー最悪やで？ 」
友1「 … 絶賛 顔ニヤけてるけどな 」
廉「 は？ に 、ニヤけてへんわっ 、」
といいつつ次にAが来たときは
どうやってイジろうか 、なんて考えてたら
つい面白くなって笑ってまうねんけど 。
そうこう話してるうちに学校に着き
いつものように下駄箱を開ける 。
廉「 …… あ 」
バサバサッと爪先に舞い落ちる数通の封筒 。
友1「 うっわ出た 」
友2「 … 廉 、お前ほんまモテんな 」
廉「 いやいや … ちゃうって 」
だってこんな手紙どんだけもらったって
知らん人が大半やし興味も湧かへんし 。
「 なっ … 永瀬くん！」
階段を登ると 、今度は
隣のクラスの吉野さんに呼び止められて 。
吉「 今日の帰り … 一人？」
廉「 … そやけど 。何かあったん？」
吉「 えっ じゃあ えっと 、一緒に … 帰らん？」
何かと思えば 、帰りのことか 。
… どうしよ 。
今日A来る日やしなあ …
って
そうや 。
『 中学生にはまだ早いんちゃう？』
… あいつに見せつけたればえーんや 。
廉「 … ええよ 。帰ろ 。」
吉「 え 、ほんまっ … ？ 」
廉「 ほんま 」
それから吉野さんが教室に戻ってくのを
見届けて 、俺らもまた歩き始める 。
友1「 やっぱマドンナはプリンスと
くっつくのが鉄則やねんな〜 」
友2「 ほんまやで … くっそー俺も廉みたいに
生まれたかったわ 」
廉「 は？ 意味わからんわ 笑 」
友1「 …… 罪な奴やな〜 コイツ 」
友2「 わかってへんのが嫌味よな 」
友1「 言うとくけど吉野さんこの学年で
一番人気やからな 」
友2「 ちゃんと大事にせえよ？ 廉 」
廉「 お 、おう … 」
… 一緒に帰るくらいで大袈裟な奴らやな 。
そんなことより 。
見とれよ 、ポンコツ高校生め 。
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梨菜(プロフ) - 続編お願いします！ (2015年9月1日 3時) (
レス) id: 59f7b61e90 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - 続編がみたいです！！ (2015年8月27日 17時) (レス) id: 5d15abddd3 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - この二人が付き合ってからが知りたいので、続編もしくは番外編を書いていただけないでしょうか？？ (2015年8月25日 18時) (レス) id: 6a66c09535 (このIDを非表示/違反報告)
rumi(プロフ) - 赤色ジャス民さん» 「君を呼べば」は現在更新停止中です、、、更新再開まで非公開にしています、すみません…>_<… (2015年8月1日 12時) (レス) id: 74a2f70132 (このIDを非表示/違反報告)
BlueVenus - ニヤニヤしました(/ω＼) (2015年8月1日 8時) (レス) id: cd5d5c1f74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつめ
| 作成日時：2014年1月20日 3時
