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伍拾弐話 ページ10

師範が攻撃を凌いでくださる。

その間に見世にいらした方を安全なところへ誘導する。









「きっとここでしたらまだ被害が少ないと思われます。


できるのであればもっときちんと安全なところまで送って差し上げたいのですが、お許しください。」









「いえっありがとうございます…‼」









お二人に別れを告げ鬼の方へ戻る。


戻ると妓夫太郎の血鬼術を捌いている最中だった。



妓夫太郎の血鬼術は斬撃自体を操れるらしく突然曲がった。





その曲がった斬撃を捌く。


師範から火薬玉を使うと合図が入る。

爆発に巻き込まれない位置に下がると、火薬玉を空に投げて切る。




建物の一部が爆発によって崩れる。


爆発が収まりすぐさま場に戻ると鬼たちは妹の方の帯で身を包み、凌いでいた。









「…まぁ、一筋縄にはいかねぇわな。」









「俺たちは二人で一つだからなあ。





お前違うなぁ、今まで殺した柱たちと違う。

お前は生まれた時から特別なやつだったんだろうなぁ。

選ばれた才能だなぁ。

妬ましいなぁ、一刻も早くタヒんでもらいてぇなぁ。」









さっきからずっと妬みや嫉みを言い放っている。

師範はそう言われると少し間が空いたのち鼻で笑った。








「俺に才能なんてもんがあるように見えるか?

俺程度でそう見えるならテメェの人生幸せだな。」








師範のそういう言葉は聞いたことがないだけに新鮮で胸にきた。


そんなことを言わないでほしい。


そう思ったが、今はそんな場合ではないし そう思っていることで隙を産むわけにはいかない。




師範は自分よりも凄い奴らがいる、どれだけ自分の手のひらから命が零れ落ちたと思っている。

と妓夫太郎に言い放たれた。




こういう風に怒っているのも初めて見た。









「ぐぬぅう…だったらどう説明する?

お前がまだタヒんでない理由は何だ?

俺の”血鎌“は猛毒があるのに いつまで経ってもお前は タヒなねぇじゃねぇかオイ。


なあああ‼」

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ヒイロ(プロフ) - 暖かいコメントに励まされております(灬´ ˘ `灬) 体調の心配をしてくださり大変嬉しく思います、かなり様もお気をつけてお過ごしください、本当にありがとうございます! (2020年4月26日 0時) (レス) id: e6a13b5d4e (このIDを非表示/違反報告)
かなり - 最近体の調子いかがですか?私、ヒイロさんに憧れていて更新されているとすごいなぁと思いながら読んで勇気をもらっています!(≧∇≦)これからも体に気をつけて頑張って下さい!応援しています! (2020年4月25日 19時) (レス) id: 698341d95b (このIDを非表示/違反報告)
ヒイロ(プロフ) - かなりさん» 再びコメントくださりありがとうございます(灬´ ˘ `灬)これ以上にない嬉しさであふれております…!私もコメントをくださるおかげで頑張っていけます、お気遣いまでしていただいて本当にありがとうございます! (2020年4月20日 17時) (レス) id: e6a13b5d4e (このIDを非表示/違反報告)
かなり - 私、この小説が大好きすぎてドキドキとワクワクが止まらないほど、待ち遠しいです!言うのは早いと思うのですが言わせて下さい。「この小説を作ってくれてありがとうござます!いつもこの小説があるから頑張れます!」これからも体に気をつけて下さい!応援しています! (2020年4月20日 13時) (レス) id: 591368bcea (このIDを非表示/違反報告)
ヒイロ(プロフ) - かなりさん» コメントありがとうございます!そのようなことを言っていただけることが本当に嬉しく存じます。 お気遣い痛み入ります、ありがとうございます(灬´ ˘ `灬) (2020年4月17日 13時) (レス) id: e6a13b5d4e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヒイロ | 作成日時:2020年4月12日 11時

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