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卌玖話 ページ7

お礼を言って、鬼の行方を探す。


飛ばされたであろう方向へ行くと焼けただれた体の鬼がいた。




どうやら禰豆子ちゃんによって焼かれた部分はなかなか治らないようだ。









「アンタ……またアンタなの。


アイツはどこよ、今はアンタよりあの半端者に用があるのよ。」









「その程度の傷を負うと判断力も鈍るみたいだね。

周りをよく見ることをお勧めするよ。」









「うるっさいわね……さっさと消えなさいよ…」









鬼がそう言った瞬間、炭治郎くんたちの方向から大きな音が聞こえた。




鬼もその方を見て、一目散にそちらに向かおうとした。









『光の呼吸 漆ノ型 緑閃光(りょくせんこう)









鬼の脚を斬り、向かわせなくする。









「アンタ何度アタシの邪魔をすれば気がすむわけ?」









「邪魔をされたくないのだったら大人しくしていた方がいいんじゃないのかな。



せっかく顔は綺麗なんだから、怒らない方がいいと思うよ。」









「アンタに褒められても嬉しくも何ともないわよ。」









そんな最中、上の階に師範の飾りの音と気配がした。



普段から耳を鍛える稽古をさせられていたので、師範や善逸くんほどではないけれど 耳は良くなった。







師範が来るまでには何とかしておきたかったところだけど、無理そうだ。

この鬼は頸を斬っても崩れない。






上の階から聞こえ、後方から何かが落ちた音も聞こえた。









「どきなさい、アイツらをやんなきゃ気が済まない。」









「どかせばいい話だろう?」









「アンタ…本当に気に入らない。」









鬼がそういうのとほぼ同時に師範が上から降りてきて 鬼の頸を斬った。









「おい、A 何チンタラしてんだ。



こんなのに時間かけるほど弱くねぇだろ。」

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ヒイロ(プロフ) - 暖かいコメントに励まされております(灬´ ˘ `灬) 体調の心配をしてくださり大変嬉しく思います、かなり様もお気をつけてお過ごしください、本当にありがとうございます! (2020年4月26日 0時) (レス) id: e6a13b5d4e (このIDを非表示/違反報告)
かなり - 最近体の調子いかがですか?私、ヒイロさんに憧れていて更新されているとすごいなぁと思いながら読んで勇気をもらっています!(≧∇≦)これからも体に気をつけて頑張って下さい!応援しています! (2020年4月25日 19時) (レス) id: 698341d95b (このIDを非表示/違反報告)
ヒイロ(プロフ) - かなりさん» 再びコメントくださりありがとうございます(灬´ ˘ `灬)これ以上にない嬉しさであふれております…!私もコメントをくださるおかげで頑張っていけます、お気遣いまでしていただいて本当にありがとうございます! (2020年4月20日 17時) (レス) id: e6a13b5d4e (このIDを非表示/違反報告)
かなり - 私、この小説が大好きすぎてドキドキとワクワクが止まらないほど、待ち遠しいです!言うのは早いと思うのですが言わせて下さい。「この小説を作ってくれてありがとうござます!いつもこの小説があるから頑張れます!」これからも体に気をつけて下さい!応援しています! (2020年4月20日 13時) (レス) id: 591368bcea (このIDを非表示/違反報告)
ヒイロ(プロフ) - かなりさん» コメントありがとうございます!そのようなことを言っていただけることが本当に嬉しく存じます。 お気遣い痛み入ります、ありがとうございます(灬´ ˘ `灬) (2020年4月17日 13時) (レス) id: e6a13b5d4e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヒイロ | 作成日時:2020年4月12日 11時

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