【鬼滅の刃】声が出ない少女と鼻が良い少年のお話【竈門炭治郎】

弐拾玖，楽しい時間を＿＿＿ ページ34

. 炭治郎side .


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「ふぅ…いい湯だったな」






風邪をひかないよう手拭いで頭をしっかり拭きつつふろ場を後にした。
沢山動いたあとの風呂は体に良くしみる。















水を飲むために台所へ足を向けた














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「ふぅ…ぁ、そうだ！Aがまだいるなら少し話をしたいな。」








さっき会った時久しぶりに会えたからなのかすごく嬉しかった。
もう少し話したいと思った。





あんな少ない時間じゃ全く話し足りない。話したいことが沢山あるからなのだろうか？
Aの話も聞きたい











水を飲み終わったあと、蝶屋敷中を歩き探し回った。



















蝶屋敷は確かに広い、広いがこんなに会わないなんてことがあるのだろうか、












探し回っている間に葵さん、なほちゃん、きよちゃん、すみちゃんに会ったが「見てない」と。






蝶屋敷を1周し終わった後にしのぶさんに出会った

















「あ！しのぶさん！」


「おやおや、竈門くん。こんにちは」


「はい！こんにちは！」







「機能回復訓練お疲れ様です。」






「はい！ありがとうございます！あ、そうです。ひとつお聞きしたいことが…」






「はい、どうしました？」







「Aを探しているのですが、見かけませんでしたか？」






「Aさんなら、先程医務室で私と話してましたよ？」







「え、」










まさかのすれ違い？！








ガクッと肩を落とすと、それを見兼ねたしのぶさんがクスッと軽く笑い

"きっとまだ蝶屋敷の中にいるはずですよ。"

と教えてくれた。









「！ありがとうございます！！では！」


「はい、また」










しのぶさんに深くお辞儀をした後急いで蝶屋敷を駆け回った




「ふふっ、若いっていいですね」

















しばらく駆け回ったあと少し続く廊下のちょっと先に夕日のように明るい髪色に、特徴的な羽織。









「A！」










大きく名前を呼び大きく手を振ると少し驚いた表情を見せたが、直ぐにニコッと優しく微笑んだ


その姿を見て可愛いと思うのはきっと普通のことだろう
だってAはとっても可愛らしいから










『…………？』
「"どつしたの？"」






「Aともう少し話したくて！」

参拾，あなたの話が聞きたくて＿＿＿→←弐拾捌，あなたに感謝を＿＿＿

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