【鬼滅の刃】声が出ない少女と鼻が良い少年のお話【竈門炭治郎】

弐拾，可愛い人 ページ24

. 善逸side .

.



俺今すごい手足が短いの
蜘蛛になりかけたからね
薬を沢山飲んでお日様の光たくさん浴びて治療中







後遺症は残らないって






完全に蜘蛛にされちゃった人達は人間に戻れても後遺症が残るかもしれないみたい


悲しい







しのぶさんっていう人の"音"は独特なんだよなぁ




今まで聞いたことない感じだ
規則性がなくてちょっと怖い



でも蜘蛛にされた人たちを治療している時は女神のようだったな
みんな泣きながらしのぶさんのところに行ってたからな









そしてめちゃくちゃ可愛いんだよ
顔だけで飯食っていけそう









それと、炭治郎の昔馴染みだっけ？

Aちゃんもすんごい可愛いんだよ。
あんな可愛い子が炭治郎の昔馴染みだなんて






時折お見舞いにも来てくれるし、ほんと女神様って感じ
禰豆子ちゃんと同い年って聞いたけど、凄く大人っぽくて、でも何処かまだ幼さもあって本当に可愛いんだ




あ、禰豆子ちゃんもそりゃもう美人だよ？









それに音もすごく優しくて泣きたくなるような、炭治郎みたいな音をさせるんだ




でも、時々聞こえる音が……どうしても引っかかって
自分を卑下するような、嫌悪感の音が聞こえてきて、こっちまで悲しくなってくる







それにあの子は＿＿＿


まぁ、このことは内緒にしてあげよう
まぁ、俺もそこまで酷いやつじゃないし、女の子の悲しむ姿なんて見たくないからね！









兎に角、



その可愛い人たちに体力を戻すための"機能回復訓練"へと連れていかれた炭治郎たちが




こんな感じで、、死んだような顔で戻ってくるんだけど








｢何があったの？どうしたの？ねぇ｣


｢ごめん｣


と言ってベッドに潜り込んでしまう



いや……









教えておくれよ!!
明日から俺も少々遅れて訓練に参加するんだからさ!!

弐拾壱，機能回復訓練.其ノ弐＿＿＿→←お詫び

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す