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覚悟 ページ48

『ッ!! はぁっ!!』


全然びくともしない


"覚悟"の力…


僕にはその力が無いと言うことか


カ「諦めちゃ駄目よ A

この世の悪鬼を全て斬ると言ってたじゃない

今になってその夢は諦めてしまうの?」


師範の言葉が刺さる


『(そうだ 師範の言う通りだ

悪鬼は全て斬り 鬼と仲良くする

それが師範が居なくなってしまった時からの夢

今でも鬼のせいで涙を流している人がいる

こんな所でつまづくな

そんな時間は無いぞ)』


僕は壁をへの殴りを続ける


カ「………

貴方は誰を護りたいの? A

その拳で その刀で 誰を護るの?」


『……誰を守る

それは鬼に傷付けられた人たt カ「違う」 !!』


カ「貴方が守るのは鬼に傷付けられた人達

だけれど 貴方が護るのは


しのぶよ 約束したでしょう?

あの夜私が居なくなった次の日に

手紙で書いたじゃない

Aは覚えてないうちに

しのぶを鬼から護ってくれてたの

記憶に残っていなくても

身体が覚えてた 本能的に

思い出した?」


『……!!!

(そうだ なんで忘れてた

こんな大事な事

師範が亡くなった次の日に師範の烏から

師範の手紙を受け取ったんだ

師範から蟲柱さんを死なせない様

頼まれてたんだ

僕は自分で知らぬ間に蟲柱さんを護ってたんだ…)』



カ「… 思い出した?

ふふっ 本当に忘れん坊ね

自分が刀で鬼の頸を斬っている理由も忘れるなんて

でもそれで自分の"覚悟"が分かったでしょう?

私の手紙を読んでからAの覚悟は決まってた…

とうの昔に自分の覚悟は決まってたのよ

それを自分は忘れてただけ…

あとは分かるでしょう?

昔と今の"覚悟"を壁に当てなさい…

Aは自分が思っていたより

とってもカッコ良いのよ?」


『師範…!!

本当にすいませんでしたッ!!

こんなに大事な事を忘れるなんて…

でも分かりました…

僕は! 覚悟を決めれましたッ!!』


僕は師範に一礼して壁と向き合う


『ふぅぅぅぅっ……



っ!!!!!!!!』


自分が出せる最大限の"覚悟"


『………… 割れた……』


カ「ほらね? 言ったでしょう?

Aは自分自身を弱くしていたのよ」


目の前に薄桃色の光がある


カ「それを触りなさい

今の貴方にはその資格がある…

それに触れたらAは

強くなれるわ」


笑顔で師範が言う


『… 師範

二度も助言を頂きありがとうございました

本当に

ありがとうございました』




薄桃色の光に触れた

晩成→←無から



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ざぐいん(プロフ) - コメントありがとうございます!分かりました!頑張ってみます! (2020年4月4日 11時) (レス) id: c144456562 (このIDを非表示/違反報告)
? は る う さ ぎ ?(プロフ) - えへ、夜中に失礼します!!えっとルートのことなんですが!みつりちゃんが良いです!あと、この作品とっても面白いです! (2020年4月4日 2時) (レス) id: 8618d500fe (このIDを非表示/違反報告)
ざぐいん(プロフ) - 評価をしてくれた方!本当にありがとうございます!頑張ります!! (2020年3月19日 17時) (レス) id: c144456562 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ざぐいん | 作成日時:2020年3月18日 19時

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