人が嫌いな鬼殺隊員

休息期間 ページ41

悲「…… と言っても

少しの休息を与えなければ

君の身体は壊れてしまう… 」


『… えっ 岩柱さん！僕はまだ出来ます！

やらせて下さい！』


悲「いや… 自分自身で気付いていないうちに

身体は限界を超えている…


だから一つの修行をこなせたら

一週間の休息を取れ…………

そのかわり一つの修行の期間は

二週間以内とする……」



『……… はい…』





休息って言っても何をするんだ？


『………』


お腹減ったな…


そういえば何も持って来てない……


悲「龍造寺… 寺へ来なさい……

料理を出そう… 腹が減っただろう… 」


『！！ ありがとうございます！！』







＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



『岩柱さん…』



悲「どうした？ 龍造寺」


『今 僕は新しく出来た鳥の呼吸を確立させたくて

修行しに来ました

呼吸を確r 悲「一つは自分を信じる事だ」 ！』


悲「自分を信じられなくては他人も信じられなくなる

今の龍造寺には絶対的な信頼を置いている

友が居るだろう....？

その友を信じる様に自分を信じろ



そしてもう一つ＿＿＿


毎日を精一杯生きる事

私も龍造寺も鬼殺隊に入っていたら

いつ死んでしまっても可笑しくない

毎日を過ごしている


鬼殺隊に入った者は

愛する者を殺された 家族を殺された

と辛い過去を持っているからだろう...


君は家族も殺され師範も殺された

しかも目の前でだ


だが過ぎたものは戻れない


それは胡蝶も君も痛い程分かっているだろう


だからこそ今を精一杯生きろ



私から言える事はこれぐらいしか無い....」



『……………………』




"今を精一杯生きろ"






そうだ 僕は鬼殺隊を何度も抜けようと考えてた



早死にしたくないから


死人を見たくないから


どうせ殺されるから



辞めたい理由は山ほどある




でもどうして僕は今まで辞めなかった？


それは＿＿＿＿＿＿＿



師範が居たから？


強くなりたかったから？


鬼を全て斬りたかったから？





"約束も全部 全部 思い出して"



『(！？ 約束！？

約束があったから僕は続けているのか？

約束？ 師範との約束....)


岩柱さん... 僕と師範が交わした約束とか

覚えていますか？』


悲「龍造寺と胡蝶の約束か....

申し訳ないが私の記憶の中では

君と胡蝶は約束をしていなかった......」



『そう.. ですか ありがとうございます


(約束 師範との約束を思い出せ


龍造寺A)』

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