人が嫌いな鬼殺隊員

悪夢 ページ24

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『……… 此処は……？』


蝶屋敷？僕は炎柱さんと任務に行ってたはず…


し「あら Aさん任務お疲れ様です」


『……蟲柱さん………こんにちは』


任務？終わったのか？ 昼...


僕が列車に乗ったのは夕方だった筈.....


???「！！任務終わってたの！？

も〜！ 終わってたんだったら言ってよ〜！」


！？ 可笑しい 貴方は！！


なんで貴方は此処に居るんだ！？


『し...は..ん………』


カ「任務お疲れ様！ A！！

また1人で任務は疲れたでしょう？

貴方の好きな甘味処へ行きましょう！」


そう言いながら師範は僕の手を取ろうとする


『(駄目だ... これは鬼の血鬼術....

早く此処から出ないと... また被害者が出る...)』


カ「……A... また1人で抱え込もうとしてる...

それは駄目って前言ったでしょ？

悩んでる事があるなら私達に相談するか

それを投げ出して甘味処にでも行きなさいって

だから 私と一緒に甘味処へ行きましょう！

最近はぱんけぇきという洋菓子があるらしいわ！」



駄目だ


その顔は


その笑顔は



もう見れない筈なんだ


カ「甘味処へ行ったら

次は呉服屋さんへ行きましょう！

新しい羽織を買ってあげる！」


『……っ！ はい……行きます.....』


カ「！ しのぶ〜！！Aが笑ったわ〜！！」


し「えぇ！？ Aさんが！？」









あぁ 僕はやっぱり弱いんだ

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