人が嫌いな鬼殺隊員

異変 ページ19

『ハァッ…ハァッ………』


率直に言ってしまえば


あの鬼に追いつかない 追い付けない


それは炎柱さんも同じなんだ


『(可笑しい 何かが可笑しい)』


脚の動きを速くしても


あの鬼はどんどん速くなるのだ


『(僕だけなら分かる…でもなんで炎柱さんも？)』


何分経ったか分からないが僕らは鬼に一撃も


与えられてない


宇「よぉ！ 苦戦してるみてーだな！！」


煉「宇髄殿！！助かる！！」


『音柱さん……』


し「私も居ますよ」


音柱さんの背中からひょこっと出てきた蟲柱さん


煉「本当に申し訳ない！柱として不甲斐ない！」


炎柱さん……汗拭きましょ(((


宇「鬼はあいつだな！！ド派手に斬ってやる！！」


し「小さい鬼ですね… 優しい毒で

殺してあげましょう」







宇「糞ッ！！なんだあいつ！？ド派手にはえーっ！」


し「私でも追いつく事が出来ません……」


爽「柱って皆遅いんだね〜

仮に鬼だとしても僕に追いつける奴

なんていないけど！」


宇「ド派手にムカつくっっ…」


悔しそうに爽という鬼を見る音柱さん


『(やっぱり可笑しい 動きが柱一の蟲柱さん

でさえ追い付けないのは……

………！もしかして…)』


『やっぱり… 君の頸は僕が斬る』


爽「……は？僕に追い付けない癖に頸を斬る？

笑わせるね 寝言にしては目が開け過ぎてる」


『炎柱さん この鬼の頸を斬れるのは僕だけです

だから班の皆を集めといて下さい

僕は後からついていきます』


煉「よもや……！(成程) わかった！宇髄殿！

胡蝶殿！行くぞ！！」


宇「！？お、おい 良いのかよ

胡蝶でさえ追い付けなかったんだぞ！？」


し「……………」


煉「はっはっはっ！大丈夫だ！！

龍造寺少年ならあの鬼の頸を斬ってくれる！

いや龍造寺少年"しか"斬れないんだ！！」







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またもやオリジナル鬼☆←


爽くんですね 短髪です！


A君は爽くんの頸を斬れるのか！？


A君は爽くんの弱点(？)が分かったっぽい


ですね... 頑張れ！龍造寺少年！！



大正コソコソ噂話


A君は一回の鍛錬で

最低5本の竹刀を折ってるよ！

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