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第十九話 ページ21

Aside

最終選別が終わってから十五日後。

外…鱗滝さんの家の近くでボロボロの刀を振っているとどこからか、チリン、チリンと音がして、その方を見ると人がいた。

(因みに、俺は狐面を被ったままだ。)

確か…刀鍛冶の人だったか

俺がそう思ったのと同時に少年が出てきた。

炭治郎「あっ、鱗滝さんあの人かな」

『…だな』

??「俺は鋼鐵塚という者だ。竈門炭治郎と鱗滝Aの刀を打った者だ。」

炭治郎「竈門炭治郎は俺です。中へどうぞ」

少年にそう言われても鋼鐵塚さんは構わず説明を続ける。

『…鱗滝Aです。相変わらず人の話を聞かない人ですね』

"人の話を聞け"という意味を込めてそう言っても効果なしだった。

炭治郎「ふろしきが土で汚れると思うんですよ」

少年がそう言ってもまた反応しない。それを見た俺は鱗滝さんの所に行って

『鱗滝さん、苗字すみませんね…というかやっぱり、話を聞かない人ですね』

鱗滝「いや、いいんだ…そうだな、相変わらず…」

なんて会話をしていると鋼鐵塚さんが家に上がってきて、俺と少年に"刀を抜いてみろ"と腕をうねうねさせながら言っていた。

少女は、後ろにある布団にくるまっている。

先に少年が刀を抜いた。

すると刀は…真っ黒に変わった。

鋼鐵塚「黒っ」

鱗滝「黒いな……」

『…黒い』

その後、鋼鐵塚さんと少年が騒いでいたがその内静かになり、俺が刀を抜く番になった。

俺が刀を抜いたら…俺の予想では、義勇のような色になる、と思ってたんだが…

刀は、宍色に変わった。

『…宍色??これは深い青色なんだが…』

俺は最終選別でボロボロになった刀を鋼鐵塚さんに見せた

鋼鐵塚「宍色は初めてみたなァ…ってそっちはボロボロじゃねぇか!!俺が直してやるから暫くはそれ使ってろ!」

『あ…はい』

鱗滝「宍色…お前の髪と同じ色だな」

炭治郎「おお!綺麗な色だな」

『…鋼鐵塚さん、二本目で色が変わるなんてことあるんですかね』

鋼鐵塚「いや、初めてみたな」

『…ありがとうございました』

なんてワイワイやっていると、

少年の鎹鴉が喋り始めた

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月@坂田家 - 待っていますね~!!無理せず体調に気を付けてくださいね!!! (2019年12月16日 0時) (レス) id: 913d4eaa3c (このIDを非表示/違反報告)
梅干し太郎 - 11月の終わりごろが待ち遠しい〜リアルの方頑張ってください! (2019年11月10日 23時) (レス) id: 2e6efde964 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜空サン | 作成日時:2019年8月30日 22時

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